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Sony*Photo*Life[◎]ソニー<アルファ>α99・α77で撮る!クリスマスイルミネーション。 [Sony*Photo*Life [◎]]

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本日はクリスマスイブですね。
我が町、小野市のクリスマスイルミネーションも昨日で終わりました。

僕なりにいろいろな撮り方でイルミネーションの撮影を楽しんでみました。
久しぶりの Sony*Photo*Life[◎]です。
少しでも撮るときの参考になればなと思います。

田舎の手作り感があって味の出てるのクリスマスイルミネーションですがお楽しみください。
使用したカメラは「α77」と「α99」です。人物を入れて撮影もしてるので要チェックです。

それは行ってみましょう!



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α77 + SAL1650 42mm、F16、ISO100、31秒(バルブ)
少し大きな画像で見る(1600×1067)

これはみんなが撮る定番中の定番な全体撮影。
もちろんどんな風に、どこから撮ったかを説明するために必要な絵でもあります。

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長時間露光には三脚を立てて、リモートコマンダー「RM-L1AM」を使って撮っています。
マニュアル撮影のMモードにしてバルブ撮影にしておけば、
ボタンを押している間撮り続けることができるのでイルミネーション撮影には必須ですね。
これを使ったほうがカメラも全くブレずに撮れるので超おすすめです。
僕も今年の花火を撮るときに初めて購入しました。(導入遅!!)

あえて31秒の長時間露光をする意味として、人がカメラの前を横切っても、
31秒かけて撮る設定にしてたら5秒かけて横切るなんて一瞬の出来事。
横切る人物が光さえ放たなければ暗い場所なんで記録されないんです。
こうやって工夫すれば全体撮影で人を入れずに撮ることができます。

撮るときのコツとしては、31秒で撮るって決めるのではなく、
ISO100のクオリティで、絞りをF16まで絞ったら、31秒かけて撮らないと、
この明るさで撮れないって思ってもらったほうがいいかな。
なので実際に心の中で時間を数えて、
例えば20秒ほど撮って撮れた写真を確認したときに
もうちょっと明るく撮ったほうがいいかなって思えば、今度はそれ以上の時間をかけて撮る。
明るすぎると判断すればそれより短く撮るって感じです。
なので僕の場合はその場所でかなりの枚数撮っています。
一発撮りで満足のいく写真なんて不可能ですね(笑)


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α77 + SAL1650 75mm、F8、ISO400、2秒(バルブ) 、+0EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

先ほどとは違いシャッター時間は2秒と短いけど、
バルブでボタン押している間だけ撮れるので、好みの露出で撮れるのが楽で便利。
実際に目で見るより少し幻想的に撮ることができました。

もう一つ撮影時のコツなんですが、
カメラの設定で「長秒時ノイズリダクション」を切りにしておくと良いかも。
「長秒時ノイズリダクション」を入りにすると、撮影後「ノイズリダクション中」って文字がでて、
数秒待たされ何枚も撮る意欲が無くなってしまうからです。
結局三脚を立ててISO感度も低感度で撮るので、ノイズリダクションは切でも十分かな。

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α99 + SAL2470Z 35mm、F16、ISO200、11秒(バルブ) 、+0EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

α99を使った作例です。
先ほどの通りぬけ越しから大きなツリーにピントを合わせて撮った写真です。
絞りをF16に絞って、わざと手前のイルミネーションの光を放射状にしてみました。
これを一つの作例として次の写真を見てください。


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α99 + SAL2470Z 35mm、F2.8、ISO200、1/10秒、+0EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

絞りをF2.8で開放にした写真がこちら。
奥の大きなツリーにピントを合わせれば、手前のイルミネーションの光が玉状になります。
こんな感じで、絞りを操作すると、光の雪が降っているような写真が撮れます。
面白いでしょ!これがカメラの楽しさの一つだと思います。


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α77 + SAL1650 75mm、F2.8、ISO100、1/10秒(バルブ) 、+0EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

別角度からの撮影です。
とにかく面白い撮り方ができる場所を探して、
ちょっと変わった撮り方をして楽しんでみてください。


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α77 + SAL1650 24mm、F11、ISO100、18秒(バルブ) 、+0EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

撮る視点を下げてローポジションで撮影。
写真の雰囲気をよくするために背景を暗くして上下に黒帯を入れると
映画のような雰囲気の写真が出来上がる。
このブログでも数枚そういった加工をしている写真があります。
さらに文字を入れたりすると、何気ない写真が、少し印象的な感じに仕上がります。


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α77 + SAL1650 67mm、F13、ISO100、16秒(バルブ) 、+0EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

この写真もローポジションで撮影。
よく、ローアングルと勘違いされますが呼び方としてはローポジションが正解。
撮る場所によって撮影の雰囲気が変わるので何を入れたいかを考え、
ベストポジションを探し出してください。


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α77 + SAL1650 24mm、F8、ISO100、6秒(バルブ)、+0EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

下から上に見上げるように撮るのがローアングル。
これも構図を考えて、入れたいものによって、ベストポジションを探し出してください。
何が正しいかなんて関係なく、自分が満足できればそれでいいんです。
写真は自己満足ですよ。
その自己満足をみんなに認めてもらえるようにレベルをあげていくと楽しいですよ。



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α99 + SAL2470Z 26mm、F3.5、ISO3200、1/50秒(手持ち)、+0.7EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

α99 で手持ちで撮った写真です。
手持ちの関係でブレ防止にISO3200で撮影。
それくらいここは暗い場所なんです。
もちろん三脚を立てればISO100で低ノイズで撮れる内容の写真なんですが。
この写真は高感度の度合いをご確認ください。
相当ノイズ感が抑えられているのが分かりますか?


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α99 + SAL50F14 50mm、F1.4、ISO3200、1/320秒(手持ち) +1.0EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

お次は人物を入れての撮影。我が子たちに協力してもらいました。

この写真は、50mmF1.4という明るいレンズを使っています。
これもあえてISO3200の高感度で撮影し、シャッター速度を稼いでいます。
ある程度被写体が動いても撮れる速度ですね。
フォーカスは、この暗さでオートは不安なんで、
「ピント拡大」を使ってマニュアルフォーカスで撮っています。


image[123]
α99 + SAL50F14 50mm、F1.4、ISO800、1/60秒(手持ち) +1.7EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

その気になれば、この50mmF1.4(SAL50F14)というレンズを使えば、
絞りをF1.4で開放してISO800くらいにしても1/60のシャッター速度で撮ることができます。
しかもF1.4の被写界深度である程度距離をとって撮れば
子供たちにバッチリピントを合わせつつ背景や手前をぼかして印象的にもできます。
なかなか暗い場所での撮影では役に立つ楽しいレンズですね。


image[122]
α99 + SAL2470Z  24mm、F2.8、ISO3200、1/50秒(手持ち)、+1.0EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

フラッシュをたいても良いんですが、僕はあえてアンチフラッシュ派なんでフラッシュなしで撮影。
こういう場合少し逆光になるのでISO3200まで上げて露出補正も+1.0にしてるがまだ暗い。
シャッター速度が1/50秒になってしまっているので被写体ブレや手ブレを起こさないためにも
これ以上シャッター速度も落としたくないし、感度も上げたくない。
でも少し暗いくらいで撮っておいても安心してください。

image[121]
α99 + SAL2470Z  24mm、F2.8、ISO3200、1/50秒(手持ち)、+1.0EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)(明るさ補正)

後でパソコンで明るさを好みに上げて仕上げるってのも加工の楽しみのひとつ。
とにかくブレないようにピントもばっちり合わせるために、
適度なシャッター速度と、正確なピント拡大によるマニュアルフォーカスが重要になってくる。
慣れれば時間をかけずに合わせれるようになってくるので普段から練習しておくといいかも。


image[120]
α99 + SAL2470Z  60mm、F2.8、ISO6400、1/50秒(手持ち)、+0.7EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)パソコンでの明るさ補正なし

逆光時の顔が暗くなったISO6400のノイズ感をチェックしてみてください。
この写真は一切明るさ補正などの加工をしていません。
とにかくブレずにピントをバッチリに合わす練習をしておけば、後で明るさ補正でなんとかなります。
そりゃアシスタントがいて前から柔らかな光を当てればもっときれいに撮れるんだが
個人撮影では非現実的なので、現実味のある撮影を例にしているのであくまで参考程度に。


image[119]
α99 + SAL2470Z  24mm、F2.8、ISO3200、1/50秒(手持ち)、+1.3EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)(明るさ補正)

これはイルミネーションのツリーの中で撮影。
前からもイルミネーションの光が当たるので、逆光気味でも
先ほどまでの写真より顔が明るく撮れているのが分かるかと思います。
フラッシュの不自然な光ではなく明るく撮れてますね。
ちなみにパソコンで少しだけ明るさ補正をかけています。


image_thumb[57]
α77 + SAL1650 24mm、F22、ISO200、12秒(バルブ)、+0EV
少し大きな画像で見る(1600×1067)

このブログの最初に使った写真です。
かなりイルミネーションに接写で撮ってみました。マクロレンズは使ってません。
α77の高性能標準レンズになります。
接写すると背景がボケ過ぎるのであえてF22とかなり絞ってみました。
大きなツリーが適度なボケで写ればと思い撮ってみた写真です。

4枚目・5枚目に載せているイルミネーションの写真とほぼ同じ場所で撮りました。
撮り方を工夫すればいくら時間があっても足りないくらいに撮影が楽しめるので
ぜひトライしてみてください。

僕も素人だけど素人なりに工夫して撮ってみたので、参考にでもなればと思います。
以上Sony*Photo*Life[◎]でした。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆ 今回使用したカメラ・レンズ・機材たち ◆◆◆◆◆◆◆◆

▼リモートコマンダー「RM-L1AM
image[102]
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▼単焦点レンズ(50mm F1.4)「SAL50F14
image_thumb[63]

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▼ズームレンズ カールツァイスバリオゾナーT*(24-70mm F2.8 ZA SSM)「SAL2470Z

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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

▼ズームレンズ 「SAL1650
image_thumb[70]

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SLT-A77V α<アルファ> Aマウント α77

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▼以前の関連ブログ
・(2012.12.10)フルサイズデジタル一眼カメラ<アルファ>α99 実機レビュー!(外観編)
・(2012.12.12)フルサイズデジタル一眼カメラ<アルファ>α99 実機レビュー!(作例集)

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NEX-7 α<アルファ> Eマウント

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ソニー初の高級コンデジ「DSC-RX100」発売!

 

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