日本でも発表された最強のヘッドホン「MDR-Z1R」のスペックレビューです!
求めたのはその場で感じる空気感、妥協せず作った最高のヘッドホンを見ていきましょう!
発売日は10月29日で、
シグネイチャーシリーズ「TA-ZH1ES」「NW-WM1Z」と同時発売です。
発売日に最高の環境で楽しめますよ!
▼プレミアム ステレオヘッドホン
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それではスペックレビュー行ってみよう!
これまで最高峰だった「MDR-Z7」の100kHzまでの超高域再生を超える
120kHzまでの超高域再生を可能にしたのが「MDR-Z1R」です。
現時点でソニーの最高峰のヘッドホンです。
120kHzまで再現できるヘッドホンは
過去にQUALIA「Q010-MDR1」がありました。
このヘッドホンが、フラッグシップモデルとして君臨してたが、
「MDR-Z1R」は、これまでのノウハウを継承し技術も素材も着実な進歩を遂げ、
新しいアイデアを前文につぎ込んで過去最高のヘッドホンが完成。
QUALIAを超え、12年ぶりの新しいフラッグシップモデルとなったようだ。
主要ヘッドホンで製品仕様を比較してみました。
MDR-Z1R | MDR-Z7 | Q010-MDR1 | |
価格 | 199,880円+税 | 55,500円+税 | 当時 約26万円 |
型式 | 密閉ダイナミック(耳覆い型) | ← | オープンエアダイナミック型 |
ドライバーユニット | 直径70mm ドーム型 CCAW ボイスコイル | ← | 直径50mm ドーム型 |
振動板 | マグネシウムドーム | ナノコンポジット | |
感度 | 100 dB/mW | 102 dB/mW | 100 dB/mW |
マグネット | ネオジウム | ← | ← |
再生周波数帯域 | 4-120,000Hz | 4-100,000Hz | 5-120,000Hz |
インピーダンス (1 kHzにて) | 64 Ω | 70Ω | ← |
最大入力 | 2,500 mW(IEC) | 2,000 mW(IEC) | ? |
ヘッドホン接続 | バランス対応 | ← | |
質量 (コード含まず) | 約385g | 約335g | 約200g |
現時点で「MDR-Z1R」は最高峰のヘッドホンだということが分かります。
できればバランス接続で楽しむのにおすすめなヘッドホンで、
従来より広く使われている3.5mmステレオミニプラグヘッドホンケーブルに加え、
JEITAにて新たに規格化されたφ4.4mm5極のバランス標準プラグに対応している。
ヘッドホン側へ接続は着脱式ケーブルを採用し、
プレーヤー側の接続に3.5mm、4.4mmのどちらのケーブルも付属しているので
用途に合わせて交換が可能だ。
付属ケーブルはOFC(Oxygen Free Copper)に銀メッキを施した芯線を採用。
信号伝送ロスを抑えて音の劣化を低減。なめらかな高音域の再生を実現する。
また、ねじ式のロックリングによる固定構造を採用しているので、
確実な接続と、長期間使用しても安定した接触抵抗を保てる。
3.5mmの付属のケーブルは低音と音の広がりが増す独立グラウンドケーブル。
グラウンドを分離し、クロストークを低減。
アンバランス接続時も、引き締まった低音と広がりのある音を楽しむことができます。
別売の8芯編み構造を採用したキンバーケーブルで、さらなる高音質を体験できます。
▼ヘッドホンケーブル 4.4mm5極
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KIMBER KABLE社の高音質ケーブル技術とソニーのヘッドホン技術との融合により、
原音に忠実、かつヘッドホンに必要な耐久性を備えた、
美しくユニークなヘッドホンケーブルを生み出すことに成功しました。
外部ノイズを遮断し、ワイヤー間の相互作用に伴うオーディオ信号の劣化を最小限にとどめ、
ノイズのレベルを下げるとともにケーブルの持つ電気的特性を最適化。
原音の持つ音の透明感や音楽性を余すところなく再現します。
「MDR-Z1R」の性能を生かすのであればこのキンバーケーブルがおすすめ。
ぶっちゃけ高くなってもいいからこれを付属してほしいほど。
それくらい「MDR-Z1R」クラスのヘッドホンになれば当たり前にこのケーブルを使っていただきたい。
現時点でこのヘッドホンとバランス接続できるソニー製品は
ウォークマン「NW-WM1Z」「NW-WM1A」、
据置型ヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」の3機種だけとなる。
まぁこのアンプを通せば、プレーヤー側はなんでもOKとなるので気にする必要もなくなる。
もちろん、JEITAにて新たに規格化されたバランス接続を採用しているので、
今後発売されるソニー製品や他社製品とも楽しめるので、
この最高のヘッドホンを買って後悔することはない。
>MDR-Z1R 開発者インタビュー
続いて、このヘッドホンを作った開発者たちのこだわりを見ていきたいと思います。
僕がまとめた製品情報と開発者インタビューの記事を抜粋して、
そのまま張り付けた感が多いと思いますが、画像も追加したりして
よりわかりやすくなるように編集してみました。
▼開発者インタビューより抜粋--------------------
ハイレゾのソースには、
今までのCDには含まれていなかった、非常に微細な間接音が偏在しています。
それらを正確に再現することで、Z1Rでは圧倒的な空気感の再現を追求しました。
空気感というのは、ライブ会場などで体感できる三次元的な音の体験といいましょうか。
例えばコンサートホールだったら、
豊富な間接音による「音の広がり、臨場感、背景の静けさ」といったもので
コンサートホールの大きさが感じられる。
つまり、目指したのは「Best Audience Seat」で聴く音です。
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空気感の3要素は「周波数帯域」「高ダイナミックレンジ」「耳元での平面波」だと
ソニーでは考えているとのこと。
「周波数帯域」で、超高音域再生120kHzを実現したのが
マグネシウムドームを採用した「70mmHDドライバーユニット」の採用。
平均的な人の耳のサイズより大きな
70mmのドライバーユニットにより「耳元での平面波」を実現。
「高ダイナミックレンジ」は「レゾナンスフリーハウジング」を作ったことにより実現している。
【120kHzを実現する70mmHDドライバーユニット】
超高音域再生を実現する大口径70mmHDドライバーユニットの構造です。
70mmのサイズ感だけで言えば「MDR-Z7」も同等サイズになるが、
ドライバーユニットの内部構造が大きく違ってくる。
ドーム部に薄膜のマグネシウムを用いた「マグネシウムドーム」振動板を採用。
ボイスコイルで発生した振動をドーム部に効率よく伝達し、120kHzの超高域再生を実現しました。
ちなみに「MDR-Z7」は超高域は100kHzとなる。
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
ドームとエッジは、それぞれに求める動きが異なります。ドームはたわまず動いてほしい。
一方、エッジは適度な柔軟性が求められます。
マグネシウムは軽量でありながら剛性が高く、内部損失も大きいため、
ドームとしては理想的な材料なのです。
なぜドームに軽量性が必要なのかと言うと、より軽いほうが高い帯域を出せるからです。
一般的に軽量で高剛性のものを「音速が速い」という言い方をするのですが、
マグネシウムはボイスコイルからの振動を、ものすごく速く伝えられるんです。
動きが発生する振動系のパーツが重いと、
駆動させるために必要なパワーがより大きくなってしまいます。
全体的に軽い必要があるので、ボイスコイル自体も軽量化のための工夫をしました。
軽量化のためには、より薄く造りたい。
しかし、マグネシウムは延びがいい素材ではないため、
薄くするのも、それをドーム状にプレスするのも簡単ではありません。
1990年代後半から研究を重ね、ようやく2013年に試作品ができました。
そこから商品化できるまでに、さらに3年かかっています。
マグネシウムドームの製造において、30μm(ミクロン)という薄さで、
破れないようにこの形状へと絞りあげるためには、特殊な機械と職人的なスキルが求められます。
さらに私たちの強みとして、ソニーには振動板の開発チームがあり、
何年も先を見据えて振動板を素材から開発しています。
エッジはある程度の剛性が必要ですが、
基本は稼動させる部分ですので、しなやかさが重要です。
振動板の材料には、通常はPETフィルムを使うのですが、
Z1Rのエッジには、より内部損失が高いアルミニウムコートLCPを使っています。
ポイントはアルミニウムをコーティングしていることです。
本来、材料は複合材のほうがいい。
それは、単一の素材で製作するとその素材の特性が強く出てしまい、
特定の帯域で共振したり強調されたりするからです。
異なる素材を貼り合わせると、お互いの共振点が相殺され、
ある部分だけが強調されるようなことがなくなり、よりフラットな特性になる効果があります。
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なるほどぉ~凄いですね!
研究ってのはず~っと続けてられるんですねぇ~感動です!
自然な響きを感じさせる大口径70mm振動板を採用。
人の耳の大きさは平均的に65mmと言われていて、
それより大きな大口径70mm振動板によって、平面に近い波面が再現でき、
生演奏を聴いているような自然な響きを体感できるとのこと。
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
耳より大きなサイズの振動板から音が発せられることで、
普段、自然と耳にしている平面波に近い効果が得られ、
リアルな音場感を出すことができます。
50mm、40mmサイズのドライバーユニットでは、
同じような特性になるよう調整しても、聴こえ方が違うと実感します。
これは空気感の実現にかなり影響がある要素の1つです。
また、大きな音を再生する場合には、大量の空気を押し出す必要があります。
大口径であるほど振動板のストロークが小さくて済み、変形量も小さい。
そのため、リニアリティが高く、低歪で、より自然な音を出すことができます。
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この70mmの大きさに関しては「MDR-Z7」から採用されていましたね。
クリアな音質を実現するために高磁力ネオジウムマグネットを採用。
最大エネルギー積400kJ/m3の最上級グレードネオジウムマグネットを、
ヘッドホンとしては最大サイズで使用し、総磁束を極限まで高めました。
さらに磁束ロスを最小限に抑える高効率の磁気回路を開発。
ハイレゾ音源の入力信号にも高感度で反応し、解像度の高いクリアな音質を実現します。
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
一般的に入手できるものの中で一番磁力の強い、
最高級グレードのネオジウムマグネットを使用しています。
このマグネットは磁力を可能な限り高めるため、
従来とは異なる横磁場成形という製法のものを使用しています。
しかし、この製法では大きなマグネットの塊を作ることができない。
そこで、半円ずつに分けて製作し、合わせて円状に使うことを思いつきました。
このため、より強い磁力を得られ、ハイレゾソースに含まれる微小音の信号にも、
ボイスコイルが機敏に感応することができます。
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フィボナッチパターングリルを採用し、高剛性の材料を使用して、桟を限りなく細くでき
空気の伝搬を阻害せず、なめらかな超高域特性を実現。
ひまわりのタネから得た「フィボナッチ数列」を生かした「フィボナッチパターングリル」。
自然界の黄金比と言われている数列をもとに形状を作ったとか。
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
グリルは振動板の保護が第一の目的であり、
強度や剛性という意味では従来の形状が理にかなっていました。
ただし、強度上は必要なことですが、桟(さん)が太く、
わずかですが音の遮蔽要因になっていました。
高域や微小音の再生を追い求めていくと、
特定の周波数に対してわずかに影響があり、
音に不要な色付けをしていることが分かったのです。
設計チームにフィボナッチ数列を基にしたパターンをいろいろと試してもらい、
できたのがこの曲線パターンです。巻き貝の曲線などもこの数列でできているのです。
プロテクターがない状態とある状態で、ほとんど音に差異がありません。
桟(さん)も可能な限り細くするために、特殊な高剛性樹脂を採用しています。
剛性と強度が高い一方で、成形が難しい材料になりますので、
音響シミュレーションと強度シミュレーションに加え、
成形シミュレーションも駆使してこの形状を割り出しています。
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次に、空気感のための要素である
「広ダイナミックレンジ」の実現した「レゾナンスフリーハウジング」を見てみよう。
【レゾナンスフリーハウジング】
微小音を余すところなく再現するレゾナンスフリーハウジングを採用。
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
密閉型のハウジングの場合、ドライバーから出る音と周囲から入ってくる音が
ハウジング内で共鳴音を生み出してしまいます。
貝殻を耳に当てると「波の音がする」と言いますよね?
あの「コー」という音は、周囲の音が貝殻の中で共鳴して生まれています。
密閉型のハウジングの中でも同じことが発生していて、
この共鳴が排除されたものを「レゾナンスフリーハウジング」と呼んでいます。
せっかく微小な音を再現できるハイレゾが世の中に出てきたのに、
そこへ共鳴音が乗ってしまっては、微小な音が埋もれてしまいます。
共鳴を排除することで、ものすごく小さな音をクリアに聴けるようになります。
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「レゾナンスフリーハウジング」では、音響レジスターをハウジング全面に使用し、
通気を最適にコントロールすることで、空間共鳴を排除。聴感上のS/N比を向上している。
ハイレゾ音源に含まれる微小音を漏れなく耳に届けるとのこと。
さらに、シームレスに曲率を変化させた平面のないハウジング形状にすることで、
共鳴をより抑制しています。
音響レジスターには、カナダ産の針葉樹を原料とするパルプを立体的に成型。
それを保護するための「ハウジングプロテクター」も
ステンレスワイヤーを繊細に編み込み3次元曲面に成型しており、
イオンプレーティング処理によりクロム化合物をコーティングし、表面硬度を7倍に向上。
耐摩耗性に優れ、細かい傷を防ぐ 徹底したこだわりようだ。
あと、ハウジング上部に設けられた通気孔により、低域における通気抵抗をコントロールし
重低音のリズムを正確に再現するビートレスポンスコントロールを採用。
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
素材も、形状も、加工方法も、全部が音に影響する
ということを今までの経験から学んだので、そこを今回も突き詰めています。
まずは、このパルプをベースに音響レジスターの形状を考えました。
共鳴を減らすために必然的な、物理法則に基づいたデザインを探求したのです。
形状のヒントになったのは、風を受けた時にフワーッときれいに膨らむ布でした。
風の圧力を受けて布がつくりだす曲面というのは、一番自然な形です。
これが、ドライバーが発する音の圧力を自然に受け止める形なのではないかと思い、
直感的に試作してみたのです。
すると、設計チームが解析を進めていく中で、この形状がいいと分かりました。
最初はフラットな外観を検討していたのですが、
フラットだと天板が太鼓のような働きをしてしまい、悪影響がありました。
また音響レジスターだけでは製品として成立しないので、
この上に同じ形状のハウジングプロテクターを被せます。
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通気させながら、外装として成り立たせるにはどうしたらいいかということです。
そして、プロテクトするための強度は不可欠なこともあり、
行き着いたのは“繊細に編み込まれたステンレスの繊維”でした。
この素材は、軽量化のために細いステンレスワイヤーを使い、
高密度に編み込みんでいます。
一本一本がしなやかでバネのような弾力性を持つため、
たわむことで衝撃を逃がすという狙いです。
その反面、曲げても戻るということは、プレス成形で形状がきっちりと出にくいということです。
特に、このような曲率がゆるやかに変化していく複雑な3次元形状は、
非常に難易度が高いものになります。
モノづくりのシミュレーション技術が発達した今でも、
こればかりは金型職人の経験と勘がものを言いました。
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それにしてもこんなに細かいステンレスワイヤーが網込める技術って
ほんと凄いことができるもんですね。
ただ、編み込むだけでなく、立体成型するってことが本当に凄いことですね。
【しっかりと、ストレスなくつけられる快適さ】
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
装着性には2つポイントがあると考えていまして、
1つは身に着けた時に快適であるという「装着感」。
そしてもう1つは、正しい音で聴いていただくための「正しい装着状態」です。
Z1Rは、装着性に関するソニーの最高技術をつぎ込んだ集大成モデルです。
また、その装着性を長期にわたり維持するために、
各部の素材や仕上げは堅牢性や耐久性を重視して厳選しました。
---------------------------------
快適なリスニングを実現する安定した装着生徒耐久性。
ヘッドバンドには、眼鏡フレームにも使われるβチタンを採用。
人によって異なる頭部の形状にやさしくフィットし、長時間のリスニングも快適に楽しめます。
ヘッドバンドカバーの外側には、耐久性に優れた牛革を使用。
内側には、柔らかく厚みのあるクッションを使用し、頭部に快適にフィットします。
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
ヘッドバンド部のバネ材として、メガネフレームなどに使われているβチタンに着目し、
数年前から試作・開発を進めてきました。
実はチタン製メガネフレームは日本が世界に先駆けて実用化したものと言われています。
チタンならではの軽さに加えて、
それをさらに改良して非常に広い弾性域を持たせたものがβチタンになります。
弾性域が広いということは、大きく変形しても元に戻る耐久性の良い材料ということです。
また、頭の大きさや形に左右されず、しなやかに曲がってフィットするため、
頭を締め付ける側圧の個人差も低減します。
よって、この材料こそヘッドバンドには最適な素材だと考えました。
---------------------------------
本革製エルゴノミック立体縫製イヤーパッドを採用。
人の頭部の凹凸にフィットするように考えられた立体縫製と、
厚みのある低反撥ウレタンフォームによって、
圧力を均等に分散させた快適な装着感を実現。
ドライバーの前面空間の気密性を高めることで、重低音の迫力を余すところなく再現。
また、表面素材には高品質な羊革を使用。
厳選した原材料に、日本の厳しい工程管理のもとでなめし加工を施すことで、
堅牢性と、しなやかな風合いを高い品質で両立しました。
肌触りが柔らかく、天然素材ならではの適度な透湿性があり、耐久性にも優れています。
イヤーパッドが内側に倒れ込む構造「エンフォールディングストラクチャー」によって、
耳を包みこむような快適な装着性と高い気密性を実現。
音漏れを低減し、迫力のある重低音を楽しめます。
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
イヤーパッドは、頭の凹凸にフィットするよう、三次元的な形状に立体縫製しています。
しかし、理論的には多くの人の頭にピッタリ合うはずですが、
実際には音質と一緒で、最後は人の感覚で確認しないと分からないところがあります。
いくつかの試作品を実際に装着してもらって、
誰もがいいと思うところを探り、このような形になりました。
やっぱりデータだけではなく、人が最終的に身に着けての確認がとても重要です。
イヤーパッドやわらかく肉厚な構造で密閉性を高めることで、外からの音も遮断し、
ヘッドホンからの小さな音をしっかり聴き取れる。
着け心地だけでなく、耐久性にも配慮して表面は羊革を採用。
ていねいな縫製が品位を感じさせる。
内部のクッションには低反撥ウレタンフォームを厚く、広い面積に使うことで、
締めつける力を広範囲に均等に分散して装着感を向上させています。
また、ドライバーの前面を確実に密閉することで、良質な低域再生を可能にしています。
少しでも漏れてしまうと低域が聴こえないと感じるのに対して、
ピタッと耳に密着している状態で装着できると、本当に低い音まで聴こえる。
低い音を再生することは、
例えば部屋の広さを感じられるような、空気感の再現にとって重要な要素なのです。
また、長時間のリスニングでも快適に使えるものでありたい、そしてZ1Rを永く使ってほしい。
こういった想いから、表面素材にはシープスキンを採用しました。
産地を厳選した原皮を、日本の工場で、
厳しい工程管理下において「なめす」ことにより、しなやかさと耐久性を両立させています。
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安定した装着感を生むインワードアクシスストラクチャー
ハウジングの回転軸を内側に向けることで、装着安定性を向上させています。
可動部のガタつきを低減するサイレントジョイント
装着時に可動部のガタつきによって発生するメカノイズを低減。静けさのなかで音楽鑑賞に没頭できます。
アルミ合金で耐久性を高めたハンガーとスライダー
ヘッドホンの骨格となるハンガーとスライダーには、薄肉で高い剛性が得られるアルミ合金を使用。
時間が経っても変化がなく、最適な装着性を長期にわたって持続します。
また、表面には硬度を2倍に高めた特殊なアルマイト処理を施し、傷を防ぎます。
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
また、ヘッドバンドカバーには、強度と耐久性を重視して牛革を採用しました。
そして、ハンガーとスライダーには、安定した正しい装着状態を生み出すために、
薄肉で強度が確保できるアルミニウム合金を採用しています。
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さまざまな機器と接続して高音質を楽しめる
ウォークマンやヘッドホンアンプなど、さまざまな機器との接続も可能。
JEITAにて新たに規格化されたφ4.4mmバランス標準プラグに対応している機器となら、
より高音質なバランス出力での音楽再生を楽しむ事ができます。
銅合金の中でも電気抵抗値が低く強度に優れるコルソン合金を採用。
端子表面は、非磁性合金メッキの上に金メッキを施しています。
永く大切に使っていただくための専用ハードケース
ヘッドホン本体だけでなく、専用ケーブルも一緒に保管できるハードケースに収納。
長年にわたって、衝撃や埃から製品を保護します。
また、ケース内にも本体に刻印されるものと同じシリアルが刻印されています。
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
お客様から、「ヘッドホンは使用していない際に形が不安定で保管に困る」
という声を多くお聞きしました。
また、身に着けるものなのでほこりを被るのも避けたいと考え、
専用ケースを設定しました。
このケースで保管していただくことで、
ヘッドバンド部のクッションやイヤーパッドがつぶれることも防げます。
ケーブルがついたまま収納できる設計で、使い勝手のよさも考えています。
【シンプルゆえに、優れたディテールが際立ってくる付属の専用ハードケース】
Z1Rを永く大事に使っていただくために、このハードケースも本体同様、
品位を意識しながら心を込めて設計しました。
例えば、表面の素材は合皮ですが、
その縫い目の方向にもこだわり、正面から見た時の美しさを追求しました。
ほかにも、ケース内の金字の表面加工や、
シリアルナンバーなども、フラッグシップモデルらしい品位を演出する要素だと思います。
ケースの内部
一見、とてもシンプル。だからこそ、細部の作り込みが重要で難しい。
ヘッドホン本体と同じくらい苦労したのではないでしょうか。
自画自賛ですが、どこに出しても恥ずかしくないような、
単なる付属品ではない本当に美しいケースになったと、私たちは自負しています。
そんな高品位なヘッドホンやケースをつくれるバックボーンには、
やはり「Made in Japan」があると。
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ケースって実際あんなに大きかったんですね(汗)
組み立てはプロフェッショナル向け音響製品を長年にわたり生産している日本の工場で
厳しい品質官営と熟練工によるハンドメイドで一つ一つ丁寧に作成している。
さらに、厳しい検査をパスしたものにシリアルナンバーを刻印して出荷される。
そして、もちろん「MADE IN JAPAN」が刻まれています。
▼開発者インタビューより抜粋---------------------
―では最後に、MDR-Z1Rをどのようなジャンルやユーザーにお薦めしたいですか。
潮見:このヘッドホンは、ジャンルやユーザーを限定しません。
どのような音楽も楽しんで聴いていただけるものになったと思います。
特にクラシックがとか、ジャズがといったジャンルにはとらわれず、
ロックやEDMまで幅広いジャンルの音楽を聴いて音質調整をしています。
音楽を愛するすべてのお客様にお使いいただき、
ぜひ私たちが目指した「空気感」を体験していただきたいと考えています。
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一部抜粋してるだけなので、ぜひ開発者レビューをチェックしてください!
いかがでしたか?
ソニーの製品情報をまとめただけでは伝わりきらない部分も多かったんですが、
「開発者インタビュー」の言葉も一緒に読んでいくと、
このヘッドホンの凄さ!こだわりがよ~く分かったし、
この記事も無事にまとめることができました(笑)
どんな製品でもそれなりにこだわっている部分もあると思うので、
ほかの商品でも「開発者インタビュー」を簡単でもいいから乗っけてほしいよなぁ~。
それにしてもこのヘッドホン、
約20万円するってのも、こだわりを見てたら、よ~く分かりました。
13年間フラッグシップモデルが変わってなかったって真実にも驚きましたが、
当分これ以上のものが出ないであろうって言ってくれたほうが
購入する側は頑張れるんですが、そんな保証はないですよね(笑)
でもすぐにはこれを超えるものって出ないような気もするので
ヘッドホン最上位、フラッグシップモデルを手に入れるという目標ができたかも。
僕はオーディオに「HAP-Z1ES」+「TA-A1ES」を持ってるが、
このアンプにつないでもバランス接続で楽しめないんですよねぇ~。
やっぱバランス接続できるヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」と
組み合わせるのがベストなんでしょうね。
もしくはウォークマン「WM1Z」「WM1A」と直バランス挿しで楽しむのがいいのか?
いまなら期間限定で24回まで分割金利手数料0%で
思い切ってウォークマンと一緒に買っちゃうか!?とか...
いやいや発売が10/29なので、実際に聴いてみてからと思いつつ、
発売日までに試聴する機会がありそうなので、それまで暴走しないでおこう(笑)
でも聴いたら欲しくなっちゃうんだろうなぁ~。
そうそう、ガンダムUCなどのサウンドトラックも手掛ける「澤野弘之」さんが
1週間という期間自宅で試聴されたという「MDR-Z1R」感想も掲載されているので
みなさん要チェックですよ! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
>澤野弘之×MDR-Z1R
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ちょっとしたお願いごとです。
もし、ソニーストア直営店(銀座・名古屋・大阪・福岡天神)で
商品ご購入の際には、当店のショップコード「2029001」をお伝えいただければ幸いです。
当店はソニーストアと業務提携をしている「e-ソニーショップ」です。
ホームページ・ブログを通してソニー製品の魅力をお伝えしつつ、
ご購入のアシストをさせていただいています。
ソニーストア直営店「銀座・名古屋・大阪・福岡天神」など
リアル店舗でご購入の際には
当店のショップコードをお伝えいただくと当店の成績となります。
もし、ブログの内容など参考になり気に入っていただけるのであれば
ぜひともご協力いただければ幸いです。
厚かましいですが、よろしくお願いいたします。
・ワンズのホームページへ
▼店舗情報 -----------------------------
ソニーショップ ワンズ (ショップコード:2029001)
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL:0794-63-7888、URL:http://www.ones.co.jp
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