発売間近！α99II「ILCA-99M2」ストアレビューだ！

発売日まであと3日！
先日ソニーストア大阪でα99II「ILCA-99M2」を触ってきたので
レビューをお届けしたいと思います。
ソニーストア大阪では「SAL2470Z2」が装着されていました。
「α99II」は、このクラスの良いレンズをたくさんお持ちの方に
ほんとお待たせのカメラですね！

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＞Aマウント史上最速のAFと連写性能を実現した α99IIスペックレビュー！

最後のほうにハイブリッド位相差AFセンサーについてがっつり説明しているので、
今一つ理解ができていない方は必見です！
それでは行ってみよう！

ぱっと見の進化、外観はあまり代わりが無いようにも見えるかもしれませんね。
ロゴは明らかに「α99II」でよくわかります（笑）




実はボディサイズは小さくなっていて、α77IIとほぼ同等、
奥行だけさらに小さくなっていそうにも見えるがアイピースカップの変更によるものかも。
ただし、小さくなっても中身は詰め込んでいて重さはα99以上なので、
重さで買い替えを検討されてる方は要注意です。

	α77II	α99II	α99
幅（mm） 高さ（mm） 奥行（mm）	142.6 104.2 80.9	142.6 104.2 76.1	147 111.2 78.4
質量	約647g	約770g	約733g

α99と比べると、こんなにも小さくなっているんですよ！




ボディが小さくなったのでレンズとのバランスがより見た目いい感じになったと思います。




それでは操作ボタンなど、外観も含めてみていきましょう！

ファインダーを見てみると
アイピースカップは「FDA-EP16」でα7IIシリーズと共通になりすっきりとしたイメージに。
1.3cm(0.5型)電子式ビューファインダー（2,359,296 ドット）と
α99と同じようにも思えますが、ファインダー倍率が大きくなってより見やすく。

	α77II	α99II	α99
ファインダー倍率	約0.71倍 (35mm換算)	約0.78倍	約0.71倍

α7RIIと比べると同等です。




モードダイヤルはα99の時は12種類ありましたが、10種類に省略。
より普段使いのモードが選びやすくなっています。

ファインダー上部にはマルチインターフェースシューを装備。
MENUボタンの位置も従来通り。




カスタムボタンも従来位置。
α99の時は「C」でしたが、α99IIは「C2」に。
次にマルチコントローラーが少し変更に。




当時「α99」の時はサイレントマルチコントローラーって言われていましたが、
「α99II」では「フロントマルチコントローラー」と呼ぶようになりました。
さらに、クリック切り替えスイッチが設けられて、
ON・OFFでクリック・サイレントと切り替えが可能に。




レンズ装着時真横から。




次に側面に集約した端子を見ていきましょう。
全て端子キャップでフタがされて露出していません。




端子カバーはこのようにオープンします。
しっかりしているので凄く開けやすくなっています。
左上のシンクロターミナルがあるのがAマウントの特徴ですね。
有線接続でフラッシュをコントロールするのに使います。
左下は「リモート端子」
右上から下に向かって順番に以下の端子となる。
・マイク端子
・ヘッドホン端子
・HDMIマイクロ端子
・マルチ/マイクロUSB端子
・DC IN端子




続いてセンサー周りをチェックします。



写真を撮るのにレンズが邪魔になるので外しました。




これがAマウントです。
Eマウントと違って、レンズとの電子接点が上側についていますね。




赤矢印のところが「プレビューボタン」で、Aマウント特有のボタンです。
このボタンの存在に気づかない人が多いかもしれないですが、
結構撮影に重要なボタンで、
このボタンを押すと絞りのボケのイメージがライブビューに反映します。
なのでこのボタンを押すまでは、
装着しているレンズの解放値のボケのイメージで表示されるので注意です。
ちなみにミラーレスカメラは、絞りイメージが反映されたライブビューなので
この辺は実はミラーレスのほうが便利なんですね。
その代わり透過ミラーは連写中も常時AFが




透過ミラーはこのようにポップアップさせることができます。
すると奥にフルサイズセンサーが現れました。
Aマウントは透過ミラーがあるので埃はセンサーにつきにくいとは思いますが、
透過ミラーに付いちゃうと同じなのと、うっかり上からブロワーで埃除去をしようとすると
奥のセンサーに落ちちゃうのである意味Eマウントより気を使います。
あと、透過ミラーの破損にも注意しないといけないですね。




電源スイッチとシャッターボタン
とにかくAマウントはシャッターボタン周りにもたくさんのボタンが用意されているので
ダイレクトに操作できて便利ですね。

・ISOボタン
・露出補正ボタン
・ホワイトバランスボタン
・ドライブモードボタン

特によく使うボタンたちですよね！




α99IIには絞りやシャッター速度を超低消費電力で済む「表示パネル」が用意される。
暗闇でも確認ができるように「表示パネル照明ボタン」も付いてて
人によっては超便利に使える。




ほんとAマウントってボタンが多くっていいよね！ボディのデカい意味がある！
あと、上下左右真ん中決定の操作レバーもAマウント特有ですよね。
液晶画面はこのように画面を背に閉じることができます。




側面真横です。
続いてグリップ周りをチェック。




「NFC」はグリップのところに装備。
「NFC」搭載のスマホやタブレットでかざすと、撮ったその場で写真転送が可能。
メモリーカードリーダーもグリップ後ろから。




メモリーカードリーダーでは、
スロット１がSD/MSのデュアルカードスロットでどちらも使え、
スロット２がSDカードスロットオンリーとなる。

2枚のメディア間での同時記録や
RAW/JPEG・静止画/動画の振り分け記録、メディア間コピーなどが可能です。




次に液晶モニターをチェック。

液晶は視認性が向上した、約122.8万ドット「エクストラファイン液晶」。
屋外でも明るく見やすいWhiteMagicディスプレイを採用。
ライブビューで露出やホワイトバランス、プレビューボタンを押せば絞りでのボケ具合まで確認できる。




液晶モニターは自由自在に動かせる「3軸チルト液晶モニター」。




こんな風にも動かせる。




こんな風に回転もできるので縦位置撮影でも大丈夫です。




メニュー画面も撮影してきたんですが、
凄い枚数になるので写真掲載は別エントリーで紹介したいと思います。




続いてAF性能についてのメニューをチェックしてみたいと思います。
まずはAFシステムの比較表をご覧ください。

	α99II	α7RII	α77II
マウント	Aマウント	Eマウント	Aマウント
AFシステム	ハイブリッド位相差検出AFシステム	ファストハイブリッドAFシステム	AFシステム
専用位相差AF（横線）	79点		79点
像面位相差AF（縦線）	399点	399点
コントラストAF		25点
低輝度限界	-4EV(中央一点)	-2EV	-2EV

α99IIは、α7RIIとα7IIの良いところ取りで進化したAFシステム。
なんと2種類の位相差AFを組み合わせて、過去最高のAF性能を誇ります。



これがEマウント機、Aマウント機それぞれでの最高のAFシステムでした。




そしてこれがα99IIのハイブリッド位相差検出AFシステムです。
もうなんかよくわからないですよね！（笑）
まぁ～そんなに詳しくまで知る必要はないと思いますが、
とにかくα7RIIとα7IIの良いところ取りで進化したAFシステムなので
現時点ではα史上最高のAF性能と言える。

詳しくは必要ない！と言ったものの知りたい方もいると思うので少しお勉強。




α99IIのハイブリッド位相差検出システムを詳しく説明すると、
結局のところバッチリピントが合いやすいエリアがこの赤く塗りつぶしたエリア
ハイブリッドクロスエリアとなります。

専用位相差センサーは「横線検出」なので、横の線に対してAF精度が有効で、
像面位相差センサーは「縦線検出」なので、縦の線に対してAF精度が有効になり、
この２つが重なったところが「縦横検出」のハイブリッドクロス測距点となるので
より高精度にAFを合わすことができるんですね。

もし、このクロスから外れた場合でも、
広いエリアの像面位相差AFセンサーでカバーしてくれるので、
α77IIなどの従来のAF性能よりは遥かに安心してAFを任せられると言うことです。

でも像面位相差は縦線検出なので、
そういった細かなことも頭にインプットしておけば
いざって時になんで合わなかったのか？など、いろいろ経験して、
より工夫した撮影で確実にAFが合わせやすいようにユーザーが持っていくことも可能です。
縦位置撮影になっても、いろいろと対処ができるはずです。
もちろん線に対して斜めにすればより合いやすくなります。
電車の撮影で構図を考えて撮影する際にも、
何の考えもなくAFにすべてを任せるのではなく、
こういう検出方式だということを理解して、AFが合いやすくなるように画角を工夫すればより失敗が防げるかと思います。




さらに、上の画像では色分けされていますが、中央の1点だけ濃いブルーが
F2.8センサーとなり、大口径レンズでF2.8レンズを付けたときだけ、高精度に働きます。
明るさというよりはF2.8の絞り時の窓の大きさがポイントのようです。
このときは-4EVの低照度下でもAFを働かせることが可能です。

あとAF検出にどちらの検出方式が優先になるのかとかの考え方はなく、
平行にAFを検出させ、ピントを検出したほうを採用するといった考え方のようです。




そう！このF2.8の大口径レンズとの組み合わせが特に暗い時でのAF精度が上がります。



＞α99II 表示タイムラグを限りなく低減するAF・AE追従  最高約８コマ/秒の高速ライブビュー連写

ぶっちゃけ時間が無かったのでじっくりいろいろ撮影できなかって僕も消化不良。
取材優先ではなく、見に来られたお客様優先なのでしかたありません。
それでもせっかく撮影したなので、これだけでもと思い公開しました。

この動画での連写性能は
表示タイムラグを限りなく低減するAF・AE追従
最高約８コマ/秒の高速ライブビュー連写での速度です。
最高の12コマ/秒の動画は含まれていません。




いかがでしたか？
AFの性能なんかは本当に自分で買って
自分が撮りたいと思うシチュエーションで試さないと進化はわかりづらいかと思います。
間違いなく「α77II」よりAF性能が上がっているはずなのでご検討よろしくお願いします。
ほんと思ってた以上に売れてしまって現在「入荷次第出荷」という
曖昧な納期表記となっています。
少しでも早く手に入れたい方は早めのご注文をお願いします。
良いカメラを買って良い写真をたくさん残してくださいね！

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ぜひともご協力いただければ幸いです。
厚かましいですが、よろしくお願いいたします。

 

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〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL：[phone]、URL：http://www.ones.co.jp

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