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α7RIIで撮る!伊丹空港 千里川土手から撮る夜の飛行機撮影!(その2) [Sony*Photo*Life [◎]]


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大阪 伊丹空港 千里川土手から
飛行機を撮影してきたので撮り方や作例など ご紹介したいと思います。
α7RIIIが発表されたので、ここでα7RIIのAF性能をおさらいしつつ、
さらにこれ以上の性能だ!というのが
分かっていただける記事になればなと思います。

↓前回紹介したときは1時間半の短い撮影でした。
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α<アルファ>で撮る!伊丹空港 千里川土手から撮る飛行機撮影!(その1)

今回は夕方から最終便の20:45頃までたっぷり撮影でき、
夜の撮影もある程度攻略できたかなと思うので
これから初めて撮影に行かれる方は参考にしていただければなと思います。

まず今回撮影に使ったカメラとレンズです。




圧倒的なAF精度と連射性能を持つα9が登場してから
α9がフラッグシップ機と思われがちでしたが、
実はソニー的にはα7RIIが真のフラッグシップ機。

α9はAF性能・連写に特化したカメラという位置づけとなります。
ここで真打「α7RIII」の登場で
「α7RII」のAF・連写性能がさらに向上し、
約2年ぶりにフラッグシップ機が超パワーアップしました。
以下簡単にAF・連射性能の3機種比較。

 

α7RIII 「ILCE-7RM3」

  α9 α7RIII α7RII
センサー 積層型 裏面照射
Exmor RS
裏面照射
Exmor R
裏面照射
Exmor R
画素数 2420万画素 4240万画素 4240万画素
像面位相差AF 693点 399点 399点
コントラストAF 25点 425点 25点
RAW連写 20コマ 10コマ 5コマ
息切れ RAW:241枚
JPEG:362枚
RAW:76枚
JPEG:76枚
RAW:23枚
JPEG:30枚
メモリーカードスロット デュアルスロット
(スロット1:UHS-II)

デュアルスロット
(スロット1:UHS-II)

シングルスロット
(UHS-I)
AF/AE追従 60回/秒 非公開 非公開
ブラックアウトフリー × ×
サイレントシャッター
シャッター速度
最大

1/8000
(メカシャッター)

1/32000
(電子シャッター)
1/8000
(メカシャッター)
1/8000
(メカシャッター)
ISO常用 51200 32000 25600
ISO拡張 204800 102400 102400



それでもAF性能はα9の足元にも及びませんが、
現時点でのフラッグシップ機α7RIIのAF性能をここで確認していただき、
まだ見ぬα7RIIIのAF・連写性能がいかに凄いかっていうのが
想像していただけるかと思うのでぜひ最後まで見てやってくださいね!

それでは行ってみよう!

 




DSC00057-3
α7RII+SEL1635Z:16mm、ISO100、F11、1/100、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日16時26分頃

伊丹空港を撮影したきっかけは、
前日東京出張で翌日休日ということもあり、
東京で1泊して、翌日の飛行機で夕方前に着いて
夜まで撮影できるよう計画していました。

前日の天気予報では雨で、気持ちはかなりへこんでたのですが、
なんと奇跡的に昼から晴れてくれたので凄くラッキーでした!

この写真は飛行機から降りて出口に向かってる途中
ガラス越して建物内から撮影したもの。
こんな景色を前に撮らないわけにはいきませんよね(*^▽^*)

良い感じの曇り空で、空を白飛びさせたくなかったので
マイナス露出で撮影しHDR処理をしました。

ガラス越しなので若干レンズ影がが映り込んだり、
右上には後ろの蛍光灯が映り込んだりしてますが満足の1枚でした。
画像をクリックするとFlickrでさらに拡大して見てもらえます。


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今からこの赤い部分を等倍トリミングしてみます。


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ガラス越しの映り込みやマイナス露出からのHDR処理の影響もあって
少しノイズ感が出ていますが、これが4,240万画素の解像度です!

皆さんあまり画素数はいらないとよく言われます。
僕も最初はそうでした。2,400万画素もあれば十分って。
でもね、ず~っとα7RIIを使い続けていると、これが当たり前になって
画素数のありがたみがよく分かりました。

テレビで例えると、ハイビジョンでも綺麗な映像は4Kで撮影した映像を
ハイビジョンに落としているから綺麗で、
元がハイビジョンのカメラで撮影した映像は、
4Kカメラで撮影してハイビジョンに落とした画質には全く勝てません。

それと同じようにA4サイズであっても元の画素数が大きい方が
プリントした際には確実に綺麗にプリントされますよ。
まぁどこまで満足するかだけなので、こんなことに固執しても仕方ないですが
ほんと凄いですよ!4,240万画素ってw (*^▽^*)


DSC09944-1_edited-1
α7RII+SEL1635Z:19mm、ISO100、F16、1/80、-0.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日15時44分頃

いきなり横道にそれていますが、
帰りの飛行機で機内から空の上からの景色も撮影でき超満足。
あいにく富士山は雲まみれで撮影できませんでしたorz…


DSC00169_edited-1
α7RII+SEL1635Z:16mm、ISO400、F8.0、1/1600、-2.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日17時17分頃

それでは本題の千里川土手での飛行機撮影。
まず着いた時には丁度夕方だったので、まずは夕日と撮影。
この日最初は千里川の南側から撮影しました。

夕日の撮影では逆光なので空が白飛びしないように
マイナス露出で撮影しつつ、RAW現像でHDR処理して仕上げています。
なので僕の写真は一発撮りにこだわらず
現像までをイメージした撮り方になってるのでご参考までに。


DSC00195_edited-3
α7RII+SEL1635Z:16mm、ISO400、F8.0、1/1000、-2.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日17時39分頃

雨上がりだったので水たまりを使ったリフレクション撮影もできました。
この写真は16-35mmという広角レンズを使っているので、
本来右下左下は斜めに歪むのですが、
パソコンで歪を補正しつつ、少しトリミングをして作品に仕上げています。

空が良い感じに色づいてきたので
少しホワイトバランスやコントラストをいじって色鮮やかにしています。


DSC00287-2_edited-1
α7RII+SEL70200G:200mm、ISO800、F8.0、1/2000、-1.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日17時51分頃

西側の方向に向けて200mm望遠レンズで撮影。
太陽も沈み空が少し焼けてくれました。
前回ほど広範囲ではないですが、適度に良い感じです。


DSC00367_edited-2
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO400、F1.4、1/640、-3.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時06分頃、少しトリミング、HDR処理

ここからレンズを85mmの単焦点レンズ「SEL85F14GM」に切り替え。
暗くなってきたのでF1.4のレンズで開放で撮影を始めました。
ここからα7RIIのAF性能を見て行ってまらえればと思います。

暗いとカメラは明るく撮ろうとしてしまって、シャッター速度が極端に下がったりします。
なので、僕はライブビューで確認しながら露出を下げていき、
結局露出ダイヤル-3.0EV全開で真っ暗にしてしまいました。


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ちなみにこれが撮って出し写真。ほんと真っ暗ですね。
正直なところ、ちょっと暗く撮りすぎたかなというのもあります(笑)
でも暗く撮るおかげでISOを上げ過ぎず
シャッター速度がしっかりと稼げたのは結果的には良かったかなと。
現像処理である程度なんとでもなる、
まずはしっかりとブレずに撮ることが大事かなと思って撮ってみました。


DSC00376_edited-2
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO800、F1.4、1/640、-2.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時09分21秒、少しトリミング、HDR処理
(1枚目)

ちなみに手持ち撮影で三脚は使っておりません。
撮影モードは絞り優先モード(A)
フォーカスはオートで、像面位相差AFで撮影しております。
像面位相差AFが発動できる条件設定は
(フォーカスエリア:ワイド)(フォーカスモード:AF-C)にしておけばOKです。

1機飛んで来たら適度な間隔で連続撮影して
途中息切れしないように撮影してください。
これがα7RIIIならα7RIIの約3倍息切れしないので
ここまでは心配することなくもっと遠慮なく撮影ができますね。


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F1.4の開放値だと
全体的にピントが合わないんじゃないかと思われがちだが、
撮影する被写体が考えられないくらい大きな被写体なので、
被写界深度的には全体的にピントが合うくらいの被写界深度でした。
この辺はさすが85mmF1.4のGMレンズの性能というところですね!

それでは手動で連続撮影した数枚の写真をご確認ください。


DSC00378_edited-2
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO800、F1.4、1/640、-2.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時09分23秒、HDR処理
(2枚目)

像面位相差AFでしっかりとピントが合っています。


DSC00379_edited-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO800、F1.4、1/1250、-2.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時09分24秒、HDR処理
(3枚目)

飛行機を追いかけて真上を通り過ぎると方角が変わるので、
このまま夕焼けと撮影ができます。
逆光で背景が明るくなるのでシャッター速度が上がっていきます。
HDR処理で雰囲気を出しています。


DSC00380_edited-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO800、F1.4、1/1250、-2.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時09分24秒、HDR処理
(4枚目)

千里川土手での日が沈んでからの醍醐味は誘導灯の光の映り込みです。
フォーカスは像面位相差AFが優れていて、
カメラ任せで飛行機をフレームインすることだけに集中すればOKなのでほんと楽でした。
窓際に顔を出してればしっかりと写るクオリティで撮れていました(*^▽^*)


DSC00381_edited-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO800、F1.4、1/1600、-2.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時09分25秒、HDR処理
(5枚目)

連写しながら撮影方向が変わり、明るさが変化してくるので
最初1/640のシャッタースピードがこの方角では1/1600に変化していきました。
なのでこの方角メインで撮る際はISOをもっと下げるか、
アンダーで撮りすぎているのをもうちょっと明るく撮っても良かったかなとも思います。

でも夕焼けってかなりアンダー気味で撮っておかないと、
目で見た露出にはなかなかならないですからね。
僕はRAW現像だよりで、これくらいの設定値でも良かったかなと思います。


DSC00382_edited-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO800、F1.4、1/1600、-2.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時09分25秒、HDR処理
(6枚目)

この写真は6枚目ですが、
一番最初の1枚目からすれば、まだ4秒しか経っていません。


DSC00383_edited
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO800、F1.4、1/2500、-2.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時09分25秒、HDR処理
(7枚目)

被写体が小さくなって全体の露出が変化していくので
この写真でシャッター速度が1/2500にまで上がっていました。
ちなみに4枚目から7枚目までで、たったの1秒ほどです。


DSC00384_edited-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO800、F1.4、1/4000、-2.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時09分26秒、HDR処理
(8枚目)

1つ前の写真から1秒後の景色。
シャッター速度も全体露出からの割り出しで1/4000まで上がっていました。
飛行機がブレずに止まって撮るには、
斜め撮りだと1/500くらいあれば十分鮮明に撮れるかと思うので、
僕みたいに向かってくる方角から、離れていく方角までを追いかけながら
1回で連続して撮ろうとしないで構図を決めてより適格なISO設定で
鮮明な写真を残すのが本当はベストだと思います。
僕は欲張りなんでこれで良かったけど(*^▽^*)


DSC00386_edited-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO800、F1.4、1/2500、-2.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時09分27秒、HDR処理
(9枚目)

連続撮影最後の9枚目です。
地面の暗さが広範囲に入ってきて、全体の露出バランスが変わって
シャッター速度がまた一気に変動しました。
今回も夕焼けが撮影できましたが、前回ほど良い感じには焼けませんでした。
これだけは運だと思うので通ってチャンスを増やすしかないですね(*^▽^*)


DSC00422_edited-2
α7RII+SEL70200G:200mm、ISO800、F4.0、1/30、-2.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時09分27秒、HDR処理

先ほどと同じ場所から、レンズを望遠ズーム「SEL70200G」に交換して、
これから離陸スタンバイに入ろうとして移動してる飛行機を撮影。
なにせF4のれんずなので凄く暗くなるから
この時は三脚を使ってブレないように撮影することに。
僕の三脚は約160cmくらいしかないのですが、千里川土手の南側からなら
この低い三脚でもなんとかフェンスを越えて撮影できました。
ちなみにこれがノートリミングの200mmの画角。


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等倍にトリミングすると窓際の人がはっきりとわかるくらいに撮れていました。
これは超高画素数のα7RIIのおかげですね!
望遠はたった200mmでここまで撮れてたことには驚きました。
100-400mm「SEL100400GM」なら、もっとくっきりと鮮明に撮れるんでしょうね。
次はこのレンズが欲しいなぁ~。
テレコン付けてどこまで撮れるのかチャレンジしたいですね!

あと、超期待されているのが来年発売予定の400mmF2.8のレンズですよね!
まぁ~金額的に買えるかどうかは分からないレンズですが、
このレンズが出れば離陸前の凄い写真を撮る方がたくさん出てきそうですね。
見るだけでいいので、またまた楽しみが増えました!(*^▽^*)


DSC00493_edited-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO3200、F1.4、1/200、-3.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時32分、HDR処理

夕焼けも終わり、そして闇夜に突入です。

ISO頼りで3200まで上げて、F1.4の開放値で
-3.0EVでシャッター速度が1/200しか稼げません。
まだまだ像面位相差AFで捉えられたので、そのまま手持ち撮影続行です。
っていうか、最後まで手持ち撮影でしたけどね(*^▽^*)
1/200のシャッタ速度でもブレることなく撮影できました。
問題は次の闇夜です!


DSC00558_edited-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO3200、F1.4、1/320、-3.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時45分、HDR処理

撮れた写真をその場で確認して
1/320のシャッター速度でもブレずに撮れていることを確認。

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ちなみにこれが撮って出しのJPEG画像。
夕焼け撮影でホワイトバランスを曇天にしてしまってたけど、
RAW現像で最適な色に合わせられるのはやっぱ便利。
もちろんJPEGでも色温度は変えられるけど、RAWのほうが楽ちんです。


DSC00563_edited-2
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO3200、F1.4、1/125、-3.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時45分、HDR処理

まだ完全に真っ暗ではないのでISO3200でも撮れましたが、
シャッター速度は1/125で若干被写体がブレ気味。まだ許せる範囲ですが...

ただし凄いなぁ~って思うのが、α7RIIの5軸手振れ補正の性能。
この「SEL85F14GM」ってレンズ内手振れ補正ついて無いですからね。
それで85mmで被写体を追いかけながらでも手持ちでブレずに撮れました。


DSC00574_edited-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/160、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時47分、HDR処理

ついにISO6400に。露出補正を-3.0EVから少しだけ明るく-2.3EVに。
シャッター速度も1/160で、ブレずにしっかりと撮影できていました。
伊丹空港千里川土手での夜間撮影の楽しみは、誘導灯の光の映り込み。
これを狙って同じ構図ばかりですが狙ってしまうんですよねぇ~。


DSC00577_edited-2
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/200、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時47分、HDR処理

大きい飛行機は滑走路を長く使うためか、
手前から低空飛行で降りてくるので、飛行機が大きく夜景と撮れるのが良いです。
こちらの機体はANA スターアライアンスでした。


DSC00583_edited-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/320、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時50分、HDR処理
(1)

飛行機は時間帯にもよりますが、立て続けに着シーンが撮影できます。
2分3分おきくらい降りてくる感じ。なのでたくさん撮影が楽しめます。
千里川土手の南側で一機飛んで来たら最低でも3構図撮れるので
写真はかなり量産できます。


DSC00585_edited-2
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/200、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時50分、HDR処理
(2)


DSC00586_edited-2
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/160、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時50分、HDR処理
(3)

実際はこの三枚ではなく、
一機で10枚以上は撮影してますけどね(*^▽^*)

α7RIIはRAW+JPEGだったらすぐに息切れしてしまうけど、
α7RIIIならもっと遠慮なく撮れ、
さらにα9だったらって思うと、RAWの連続撮影でも241枚となるので
本当に良いシーンが量産できちゃうでしょうね(笑)


DSC00594_edited-2
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/160、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時53分、HDR処理

それにしてもANAだけでも
いろいろな形の飛行機が飛んでいますね。


DSC00596_edited-2
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/125、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時53分、HDR処理

飛行機のスピードに合わせて追いかけながら撮影してますが、
このように端っこがブレてとれるようなこともありました。
シャッター速度がかなり落ちてきましたね。


DSC00607_edited-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/200、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時55分、HDR処理

JALの飛行機です。


DSC00611-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/250、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時55分、HDR処理

誘導灯の映り込みで、お尻に輪っかができるタイミングが良い感じです。


DSC00620
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO12800、F1.4、1/500、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時58分、HDR処理

続いて、あえてISOを12800まで上がて、シャッター速度を上げてみました。
ノイズ感と、シャッター速度を上げた時のブレ具合を確認していただければと思います。


DSC00626-1_edited
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO12800、F1.4、1/320、-2.3EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日18時58分、HDR処理

やはり手持ちだとシャッター速度が1/320くらいあれば凄く安定して
ブレることなく撮影できます。
レンズはF1.4の最高に明るい状態で、かなりマイナス露出にして、この時は
このシャッター速度が限界でした。

撮影時期、時間帯で、月明りで少し明るい夜空の時には
もっと綺麗に明るく撮れると思うので、そんなときが狙えたらと思うんですが
そういう知識がないので僕は無理かな(*^▽^*)

千里川土手の南側は斜め撮りしましたが、
今度は北側に回り込んで真正面での撮影にチャレンジしました。


DSC00699-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/320、-2.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日19時15分、HDR処理

千里川土手の北側だと障害物もなく
真正面で撮影できる場所が1か所だけあります。

ここでは真上を通過してすぐの
誘導灯の光がお腹に映り込むシーンが撮影できます。
ここからシャッター速度を1/320くらいに固定した撮影で
撮影モードを「シャッター速度優先」で撮影しました。
フォーカスもオートで像面位相差AFで
両手を上げたバンザイ状態で、液晶のライブビューで確認しつつ
手持ち撮影をしています。
まずは像面位相差AFで連続で撮影した写真をご紹介。


DSC00700-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/320、-2.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日19時15分、HDR処理


DSC00701-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/320、-2.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日19時15分、HDR処理


DSC00703 1-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/320、-2.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日19時15分、HDR処理


DSC00707-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/320、-2.0EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日19時15分、HDR処理

こんな感じで、この時間でも像面位相差AFで楽々撮影ができました。
ただし、小さな機体でもうちょっと遠くで着陸する場合に
背景の夜景と機体が重なった時に
AFが悩んでしまう時があるかもしれないのでその時は注意です。


DSC00978-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/320、-1.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日20時32分、HDR処理

試しに置きピンでも撮影してみました。
置きピンの時はマニュアルフォーカスにし、ピント拡大して、
合わせたい距離のところで手動で合わせます。
こういう置きピンもα<アルファ>なら
ピント拡大で12.5倍まで拡大できるので楽々シビアに合わせれます。


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置きピンのポイントとして、
白枠の部分を等倍トリミングしたのが次の写真。


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よく見ると順番に数字が点灯しているので、
僕は小型機は「5」、大型機は「9」の部分にピントを合わせたりして
いろいろ試してみました。
皆さんも自分なりの合わせ方で飛行機撮影にチャレンジしてくださいね!


DSC01019-1
α7RII+SEL85F14GM:85mm、ISO6400、F1.4、1/250、-1.7EV ↑クリックで拡大
撮影日時:2017年9月28日20時42分、HDR処理

いかがでしたか?
伊丹空港 千里川土手での夜の飛行機撮影もそこそこ攻略できたかなと。
あとはボディ性能の向上を求めるだけとなりました。
レンズはできればF1.4くらいの明るいレンズがおすすめです。
その中でも85mmF1.4GMレンズはほんと格別でした。
55mmF1.8では、ここまでの精度はでなかったかな。さすがGMレンズです。

α7RIIでも十分像面位相差AFで撮影できました。
あとはカメラ本体の高感度性能が上がれば、
よりクオリティの高い写真が撮れるかと思います。
α7SIIなら1200万画素だけど、超綺麗に撮れるんでしょうねぇ!
でも最近思ってきたのが、
α7SIIはシャッター速度を上げて撮れない写真を撮るのに有効なのと
暗いシーンでの動画撮影に長けているのでまた使いわけなのかなと。


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先日発表されたα7RIIIなら
より精度の高いAFで撮れることは間違いないでしょう。

像面位相差AFの399点は同じですが、
コントラストAFが25点から、さらに一つ分を16分割して
400点+25点、計425点でよりAF精度を向上されています。
気づけば像面位相差のAFポイント数を上回っていますね(笑)
これは実際に試してみてAF性能の差を確認してみたいですね!

あと、常用ISO感度も25600から32000に上がっているので
夜の飛行機撮影での6400や12800辺りのノイズ感が減ってくれると
非常にありがたいですよね。

α7RIII 「ILCE-7RM3」

ぜひ皆さんもこれを基準にいろいろなレンズやボディで
夜の飛行機撮影にチャレンジしていただければと思います。
α7RIIも3万円値下がったのでよりリーズナブルになりましたね。

来月発売するα7RIIIも検討いただければ、
よりさらに楽に飛行機攻略できますよぉ~(*^▽^*)
先行予約販売開始日は10月31日(火)10時からです。
年内がっつり楽しみたいのでしたら早めの受注をお勧めします!



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もし、ソニーストア直営店(銀座・名古屋・大阪・福岡天神)で
商品ご購入の際には、当店のショップコード「2029001」をお伝えいただければ幸いです。

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当店はソニーストアと業務提携をしている「e-ソニーショップ」です。
ホームページ・ブログを通してソニー製品の魅力をお伝えしつつ、
ご購入のアシストをさせていただいています。
ソニーストア直営店「銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」など
リアル店舗でご購入の際には
当店のショップコードをお伝えいただくと当店の成績となります。
もし、ブログの内容など参考になり気に入っていただけるのであれば
ぜひともご協力いただければ幸いです。
厚かましいですが、よろしくお願いいたします。

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ワンズのホームページへ 

▼店舗情報 -----------------------------
ソニーショップ ワンズ (ショップコード:2029001)
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL:0794-63-7888、URL:http://www.ones.co.jp

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あき坊

こんばんは。
画像が美しいのはいつもですけど、
撮影手法が私にはむずかしい~。
ところで、ガンダムエクシアR2ですか?^^

by あき坊 (2017-10-29 19:29) 

taku

あき坊さん、こんばんは!
ありがとうございます!
難しく感じちゃいました?
基本的にこのカメラとレンズを揃えれば
オートフォーカスで楽々誰でも撮れますよ!
って言いたかったんですが...(*^▽^*)
by taku (2017-10-29 21:30) 

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