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第8世代Coreプロセッサー搭載機 VAIO S11 「ALL BLACK EDITION」完全レビュー! [VAIO]


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第8世代Coreプロセッサー搭載機
VAIO S11 「ALL BLACK EDITION」を実機レビューしたいと思います!

VAIO S11 ALL BLACK EDITION(VJS1121)VAIO S13 ALL BLACK EDITION(VJS1121)
VAIO S11、S13のみ「ALL BLACK EDITION」が選択可能です。
まずはALL BLACK EDITIONの外観から見ていきましょう!


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VAIOロゴプレートは、ALL BLACK EDITIONならではの輝き。
光が当たると艶が出てくるが、
シルバー鍍金に比べて凄く落ち着いた光り写りで超カッコいいんです!


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液晶ヒンジ底部のオーナメントも通常シルバーですがブラック仕様に。


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オーナメントはアルミ仕様でヘアライン加工がされている。


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従来のシルバーオーナメントと比べるとオールブラックデザインの方がクールだ。


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シルバーボディにシルバーロゴのVAIO S11との比較。


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ALL BLACK EDITIONはスペックも妥協しません。

▼こちらが最低スペックとなります。
・CPU:第8世代Core i7-8550U(1.8GHz)VAIO TruePerformance
・メモリー:8GB以上の選択
・ストレージ:第三世代ハイスピードSSD 256GB以上の選択
・指紋認証搭載

以下、参考比較。


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ソニーストアのVAIOオーナーメードで
そこそこのスペックを考えられてるならば、+5,000円ほどで
VAIO ALL BLACK EDITIONが買えるので要チェックですよ!(*^▽^*)


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それではキーボード周りを見ていきましょう!
パームレスト、キーボード、タッチパッド、指紋認証も全てブラック。
正直ここは通常のブラックモデルでもブラック仕様なんですけどね。


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キーボードは標準でバックライトキーボード。
SONY時代はバックライトキーボードの選択肢もありましたが、
VAIO株式会社になってからは標準装備です。
プレゼン中や部屋を暗くした状態でのキーボード操作に役立ちます。


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集中を阻害せずにタイプできる「静寂キーボード」を採用。
カチャカチャした耳障りな音がなく、入力すると心地よい打鍵感が気持ちいい。
ブラインドタッチユーザーは入力に酔いしれることでしょう(*^▽^*)


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キートップには専用開発したフッ素含有UV硬化塗装を使用。
防汚性、耐指紋性を強化し、摩耗と皮脂油によるテカリを防ぎます。
ハードタイピングユーザーにおすすめですね!


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タッチパッドは段差を感じないフラット仕上げ。クリックボタンも健在です。
ホームポジション中央に配置されているのでクリックボタンの誤操作も防げ、
耳障りなクリック音も抑えました。
今までタッチパッド操作が苦手だった方でも、スマホの画面操作のように
凄く滑らかタッチでカーソルを動かすことができる。


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指紋認証も、ほぼ段差を感じないフラット仕上げ。
こちらはALL BLACK EDITIONを選ぶと標準装備となります。
うまく指紋認証ログインを使って面倒なパスワード入力を省略してください。


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手を置くパームレスト部はアルミ素材でヘアライン加工がされています。
VAIOロゴの刻印もさりげなく行われています。


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パームレストは両手をしっかり支える「無限パームレスト」を採用。


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使用時にキーボード奥部が持ち上がるチルトアップヒンジ構造と、
本体の薄さもあってパームレストが机面までシームレスに届く
「無限パームレスト」により、手のひらや手首にかかる負担を大幅に軽減。
快適なタイピングが行えます。


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次に両サイドの端子類を確認。
右側面には左から
SDカードスロット、USB3.0端子、HDMI出力、LAN端子、VGA出力が並ぶ。
モバイルPCの欠点であるインターフェースの少なさは、VAIO S11では皆無。
ビジネスで役立つであろう端子類が変換プラグ無しでダイレクトに扱える。


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ちなみにLAN端子は、液晶画面を閉じてるときには使えません。
このように端子穴がふさがれて挿し込むことができません。


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LAN端子を挿し込むには液晶を持ち上げ、本体を斜めにチルトアップして浮いた状態でないといけません。


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チルトアップすればこのようにLAN端子が挿せるように開くことができる。


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続いて左側面の端子類を確認。

左から、DC IN、セキュリティロックスロット、USB3.0×2、ヘッドホン出力


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USB3.0は両サイドに確保され合計3つと、凄く実用的となっている。
世の中のUSB3.0は端子の中の突起が青色だが、VAIOはあえて黒にしている。
こういったちょっとしたことでもこだわりを出している。
まぁ~VAIO株式会社が設立してからのVAIOは
ハナっから世の中USB3.0に切り替わってる時代なので紛らわしくもないでしょうからね。


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なんにせよ、11.6型でこれだけのインターフェースの充実っぷりはまさに神。
個人ユーザーはもちろん、ビジネスユーザーには余計なアダプターなど、
忘れ物を減らせるというメリットはかなり重要かと。


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ヒンジ部拡大。このデザインと機能の両立が
VAIOブランドの愛されてるところではないでしょうか。


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ACアダプターと電源コードです。
充電用のUSB端子も一つACアダプター側に付いています。
スマホやデジカメの充電にも使えて便利です。


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ACアダプターの出力性能です。
10.5V出力、3.8A
USB:5V出力、1A


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端子はL型プラグを採用。


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電源は本体左側面のDC INに挿し込みます。


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差し込めば、電源インジケーターが点灯して充電が確認できます。


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液晶ディスプレイは、11.6型ワイドでフルHD(1920×1080)を採用。


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映り込みを抑えた低反射コートにより、明るい場所での視認性もよく
黒い画面でも極力映り込みを抑えてくれます。
視野角も広く、上下、左右共に170°の広視野角を確保。


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液晶上部にはWEBカメラを搭載。
92万画素のCMOSセンサー搭載HDウェブカメラとなる。
Skypeなど、ビデオ通話やビデオ会議などいろいろな用途に使える。


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VAIOはこのシンプルな背面も魅力だ。
ネジも剥き出しだが、かえってこの方がサポートも便利だし、
強化リムにより頑丈さがうかがえる。


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VAIOオーナーメードでは
キャリアアグリケーション対応SIMフリーLTE 搭載・非搭載が選べる。

料金的には+15,000円+税で搭載可能で、
Windows 10の「データプラン」に対応した、SIMカードを同梱。
データ通信料1GBまで無料で使えるトライアルプランを付属している。
契約不要で、必要な時に、必要な分だけLTEを使用できます。
特別なソフトウェアもシステム設定も必要ないため、接続も簡単です。


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カバー付きのSIMスロットで、SIMの紛失、埃の侵入を防ぎます。


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サイズはmicroSIMで、nanoSIMを使う際はアダプターが必要。
せっかくなので、僕の使ってるIIJmioのデータSIMを入れてサクッと設定してみた。


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1.赤丸のネットワークアイコンをクリック
2.赤四角枠の「携帯ネットワーク」を右クリックして「設定を開く」を選択。


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赤線の「詳細オプション」を選択。


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赤線の「+」をクリックしてAPNを追加します。


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契約通信事業者のAPNを入力して保存ボタンで登録すればOK!
僕はIIJmioなのでそのAPNを設定しました。


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簡単設定でどこでもインターネットができるようになりました。
SIMフリーで大手通信事業者はもちろん、
僕が使っているような格安SIMでも問題なく利用することができます。


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それでは第8世代Coreプロセッサーの実力を見てみたいと思います。
この性能は「ALL BLACK EDITION」に限らず、第8世代Coreプロセッサーを搭載できるVAIO S11、S13が全て対象となります。

VAIO S11 ALL BLACK EDITION(VJS1121)VAIO S13 ALL BLACK EDITION(VJS1121)VAIO S11(VJS1121)VAIO S13(VJS1321)

VAIO TruePerformanceとは?
VAIOが追及する、「快」が仕事の生産性を高めるという思想に基づき、
必要な時に、より高い性能を発揮できるように施された、VAIO独自のチューニング技術。
電源強化や放熱能力の向上などによって、
より高いパフォーマンスを持続的に発揮したのが「VAIO TruPerformance」。

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アイドル状態・最大パフォーマンスは
VAIO TruePerformance適応・非適用でも同じパフォーマンスだが、
普段の持続可能パフォーマンスを引き出すことでCPU性能を引き上げている。


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第8世代 Core i7 クアッドコアプロセッサーは4コア/8スレッド駆動。
第7世代から飛躍的に性能が向上している。

第7世代Core i7-7500U(2コア)搭載モデルと比べて、
約82%もパフォーマンスが向上しました。

さらに、VAIO独自のチューニング「VAIO TruePerformance」を適用で、
同じ第8世代 Core i7-8550U(4コア)搭載モデルと比較しても、
約12%もパフォーマンスが向上しています。

VAIO TruePerformance適応 第8世代 Core i5-8250Uプロセッサー(4コア)に関しても
第7世代のCore i7-7500U(2コア)を82%も向上!
って言うか今回Core i5の性能が凄すぎないか!?

VAIO TruePerformance適応 第8世代 Core i5-8250Uプロセッサー(4コア)が
第8世代Core i7-8550U(4コア)を12%も上回ってます。
もう今までのCPUの常識が分からなくなってきました!(*^▽^*)


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本当にどれくらいのスコアが出るのか
MAXONのCINEBENCH R15.0でベンチマークテストしてみた。


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VAIO S11 ALL BLACK EDITION
VAIO TruePerformance適応 第8世代Core i7-8550U(4コア)プロセッサーで、
結果は『CPU:634 cb』『OpenGL:53.84fps』でした。

VAIO S11
第7世代Core i5-7200U(2コア)プロセッサーで、
結果は『CPU:320 cb』『OpenGL:43.13fps』でした。

テストがCore i7でできなかったのが残念ですが、
この2つのCPUで約2倍もの性能差が確認できました。

ちなみに僕が使ってるVAIO Tap21の第4世代Core i5-4200Uだと
結果は『CPU:215 cb』『OpenGL:25.90fps』でした。
CPU性能が約3倍も違ってきました(泣)

CPUが飛躍的に一気に向上したのはここ数年ではなかったので
VAIO TruePerformanceの凄さがよ~く分かりました。

一度、CINEBENCHをダウンロードして、
自分のパソコンとの性能差を見比べてくださいね!



VAIO TruePerformance CPUベンチマーク比較

動画でも性能比較ができます。


続いてグラフィックス性能。

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グラフィックスは『Intel UHD Graphics 620』。
CPU性能の向上に合わせてパフォーマンスも向上している。
VAIO TruePerformanceだけでもグラフィック性能が向上しているのも驚きだ!


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グラフィックスのテストをしてみました。
今回テストに使ったのがFF XIV 紅蓮のリベレーターのベンチマークソフト。

▼VAIO S11 ALL BLACK EDITION
VAIO TruePerformance適応 第8世代Core i7-8550U(4コア)プロセッサー
グラフィックスは『Intel UHD Graphics 620』
(1280×720 高品質ノートPC)スコア:3420(やや快適)
(1920×1080 高品質ノートPC)スコア:1819(設定変更を推奨)


▼VAIO S11
第7世代Core i5-7200U(2コア)プロセッサー
グラフィックスは『Intel HD Graphics 620』
(1280×720 高品質ノートPC)スコア:2475(普通)
(1920×1080 高品質ノートPC)スコア:1371(設定変更を推奨)

先ほどのグラフでは
第7世代Core i5-7200U(2コア)プロセッサーと
VAIO TruePerformance適応 第8世代Core i7-8550U(4コア)では
15%も性能が向上していました。
でも結果的に見たらそれ以上のパフォーマンスが出ていることが分かります。
これは凄いですね!
ぜひ自分のパソコンでベンチマークテストしてみて、性能差を確認していただければと思います。


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いやぁ~ほんと久しぶりに
CPU性能やグラフィック性能の向上で盛り上がれた機種となりましたね!
VAIO TruePerformanceはこれからのVAIOブランドを盛り上げていく
一つのブランドとなりそうで、これからのVAIOに期待していきたいですね!


続いてSSD性能をチェック!

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VAIOオーナーメードで選択できるのはこの3種類。
ALL BLACK EDITIONは第三世代ハイスピードSSD以上となります。
第三世代ハイスピードプロSSDはすべての面において超高速。


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CristalDiskMarkでの比較。
SATA SSDを100%として、それぞれの速さが数字で分かるようになっている。


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実際にCristalDiskMarkでベンチマークテストしてみました。

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今回テストしたのが第三世代ハイスピードSSD 256GB
NVMe版 M.2 SSD SAMSUNG 「MZVLW256HEHP-00000」

アクセス速度はハイスピードプロ並みだが
書き込み速度はハイスピードプロに劣るという仕様。


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リードだけで言えばやはり高速ですね!
・第三世代ハイスピードプロSSD:約3,000MB/s
・第二世代ハイスピードSSD:約2,000MB/s
・SATA SSD:約500MB/s

予算に合わせて自分に合った容量・速度を選択しよう!



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このコンパクト・軽量(約860g)で
とてつもないパフォーマンスとインターフェースを兼ね備えた
モバイルPC、VAIO S11。
そのスペシャルエディションである『ALL BLACK EDITION』は、
VAIO復活劇の始まりを予感させるような、伝説となるワクワクするような機種でした!


まだ見ぬ伸びしろを宿した新VAIO Zや、
遊び心を追求したウルトラモバイルPCの復活を夢見て、
これからのVAIOの完全復活に目が離せないですね!(*^▽^*)

VAIO S11 ALL BLACK EDITION(VJS1121)VAIO S13 ALL BLACK EDITION(VJS1121)VAIO S11(VJS1121)VAIO S13(VJS1321)
VAIO Z


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▼VAIO S11 | ALL BLACK EDITION
VJS1121:189,800円+税~ → 詳細・ご購入はこちら
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▼VAIO S11
VJS1121:104,800円+税~ → 詳細・ご購入はこちら
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▼VAIO S13 | ALL BLACK EDITION
VJS1121:189,800円+税~ → 詳細・ご購入はこちら
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ちょっとしたお願いごとです。
もし、ソニーストア直営店(銀座・名古屋・大阪・福岡天神)で
商品ご購入の際には、当店のショップコード「2029001」をお伝えいただければ幸いです。

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当店はソニーストアと業務提携をしている「e-ソニーショップ」です。
ホームページ・ブログを通してソニー製品の魅力をお伝えしつつ、
ご購入のアシストをさせていただいています。
ソニーストア直営店「銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」など
リアル店舗でご購入の際には
当店のショップコードをお伝えいただくと当店の成績となります。
もし、ブログの内容など参考になり気に入っていただけるのであれば
ぜひともご協力いただければ幸いです。
厚かましいですが、よろしくお願いいたします。

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ワンズのホームページへ 

▼店舗情報 -----------------------------
ソニーショップ ワンズ (ショップコード:2029001)
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL:0794-63-7888、URL:http://www.ones.co.jp

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コメント 2

あき坊

おはようございます。
私もVAIO S13 ALL BLACK EDITIONが
届きました!
環境を整えてまあまあの使い勝手です^^

by あき坊 (2018-01-28 05:00) 

taku

あき坊さん、おはようございます!
開梱レビュー見ましたよ!
良いですねぇ~僕も4Kビデオ編集がモバイルでできるかと思うと魅力を感じちゃいますね!
買うならALL BLACK EDITIONがやっぱ欲しいですねぇ~。
VAIO Zの新型も期待はあるけど、インターフェースの少なさに個人的に最近はVAIO Sシリーズがほんとよくなってきたと思いますヾ(≧▽≦)ノ

by taku (2018-01-28 10:11) 

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