Wi-Fi&Android OSを搭載したストリーミングWALKMAN 『A100』商品レビュー! [WALKMAN ヘッドホン]
WALKMAN 『A100』商品レビュー!
ストリーミングWALKMAN誕生!ってことで、
Wi-Fi&Android OS 9を搭載した新型ウォークマン「A100シリーズ」をレビューしたいと思います。
(11/2発売)
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WALKMAN 『A100』商品レビュー!
その昔、Andorid OSを搭載したネットワークに対応したWALKMANをしばらくは続けていたのですが、3年前から独自OSを採用し、Wi-Fiも非搭載でネットワークに非対応になってしまいました。
今回3年ぶりにAndroid OSを採用し、Wi-Fi機能も搭載して、ネットワーク対応し、時代の流れでストリーミングコンテンツが楽しめるウォークマンになって帰ってきました!(*^▽^*)
Google Play Music、Apple Music、Spotify、Amazon Music、YouTube Musicなど、ネットワークを介した音楽の楽しみ方が増えてきたのが背景で、ウォークマンはあくまで音楽を楽しもうと思うと、パソコンが必ず必要になってくる仕様でした。
それと同時に、音楽だけでなく、動画のストリーミングコンテンツもいい音で楽しむ事もできるようになっているので、YouTube、Hulu、プライム・ビデオなど、Androidアプリをインストールすれば楽しめるウォークマンになっています。
アプリがどこまで対応しているのか実際にインストールしてみないと分かりませんが...
カラーは、レッド、ブラック、アッシュグリーン、オレンジ、ブルーの5色から選べる。
今回レビューするカラーはレッドとなります。
なかなかカッコいい色合いでした!(*^▽^*)
ウォークマンロゴの上のスペースは、いずれ刻印モデルが登場した時用に広いスペースが空けられていますね(笑)
サイズは手のひらサイズでコンパクト。
今回レビューするのはハイレゾ対応ヘッドホン付属の『NW-A105HN』のレッドをご紹介です。
ついに、ヘッドホン付属モデルが1機種になりました。
ソニーさんの考え方としてはヘッドホンを別の商品と組み合わせるて楽しめるような配慮になっていると思います。
最近はワイヤレスヘッドホンが人気なので、組み合わせてお得なキャンペーンも行っております。
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ただし、NW-A105HNに付属するイヤホンは「IER-NW510N」と型番が付けられており、別途単品販売も実施予定?
現在ソニーストアでは取り扱いはないですが、単品販売では約12000円での販売を予定しているとか。
詳しい情報が分かり次第またお伝えいたします。
それでは「NW-A105HN」(16GB)ヘッドホン付きモデルの付属品一式です。
・本体
・USB Type-Cケーブル
・ノイズキャンセリング機能搭載 ハイレゾ・オーディオ対応ウォークマン専用ヘッドホン)
・イヤーピース(各サイズ2個1組)
・USB Type-C端子キャップ
こちらが唯一ヘッドホンが着いてくる「NW-A105HN」だけのハイレゾ対応ヘッドホン。
耳穴のサイズが人それぞれなので、取替式のイヤーピースが4サイズ用意されています。
左右でもサイズが違う人もいるので、ベストでフィットするサイズをお選びください。
イヤーピースのサイズからしてヘッドホンが凄くちっちゃくなっていました。
これだけで見るとピンとこないと思いますが、比べてみました!
前モデルA50のイヤホンと比べてもらったらわかるようにイヤーピースのサイズは同じですが、ヘッドホンのサイズが明らかにコンパクトになっていましました。
そのサイズ差は約50%のサイズダウン。
にもかかわらず、音質は悪くない、むしろ良くなってるっていうウリ文句のヘッドホン。
実際の試聴はこの後で。
本体のサイズは新旧ほぼ同じサイズです。
新モデルのA100シリーズは画面が大きくなり、液晶の解像度もあがりました!
(新)A100:3.6型、HD(1280x720ドット)タッチパネル
約55.2mm x 約98.9mm x 約11.0mm
(旧)A50:3.1型、WVGA(800x480ドット)タッチパネル
約54.8mm x 約97.3mm x 約10.7mm
ジャケットも表示も少し大きく表示されてるし、Androidの関係で少しUIも変わっています。
ついに脱WM-PORT(ウォークマンポート)でUSB Type-Cになったのも魅力のひとつ。
充電用のケーブルを沢山種類持ち歩かなくても済みますね!
さらにmicroSDスロットも本体下部に集約したので全体的にスッキリしましたね。
付属のUSB Type-Cケーブル。
パソコンと接続してまずは音楽転送。16GBということで、microSDでの音楽運用が理想的かと思います。
音楽転送用に推奨アプリはMedia Centerとありますが、発売前商品なので、今回はMedia Goを使って音楽転送してみました。
microSDスロットがあるので、大容量のモデルを買わなくっても、microSDを大容量なものにすれば音楽をたくさん入れることができます。
ソニーさんいわく最大容量128GBまで対応って言っているのですが、今までも256GBや400GBでも認識してたので、自己責任ではありますが、超大容量にも対応すると思います。
ボタンは本体右側面に集約。
ボリュームボタンも丸形になって、上位モデルと同じような雰囲気になってきましたね!
とにかく、基本的な操作はAndroid OSでも同じなので、前モデルのユーザもややこしくなくて済みます。
通常音楽を再生するとこの画面になるのですが、今回はこれだけでなく、カセットテープ表示のUIにも変えることができます。
赤丸のアイコンをタップすれば、この画面が出てきて、
『再生画面にカセットテープを表示』にチェックを入れてしばらくすると...
こんな感じでカセットテープのUIに変わります。
UIが変わるっていうかスクリーンセーバー的に表示が変わります。
液晶画面をタッチすればまた一時的に通常の表示に戻るのでご安心を!
曲のタイトル、アーティスト名もリアルに表示されて、テープが回っているギミックがなんとも懐かしくて癒やされます(笑)
でもこれって今の若者はどんな風に思うんだろう?
僕は45歳なので、カセットテープ時代を過ごしてきたので最高の楽しみに思えますが...
ちなみにMP3など、CD未満の音源ではノーマルポジションのテープイメージ。
CD音源(FLAC、AIFF)ならハイポジのテープイメージ。
ハイレゾ音源(FLAC、AIFF)でMETALテープイメージ
ハイレゾDSD音源(DSD)ならMETAL Masterテープのイメージとなります。
いろいろな音源を用意すれば、もっと細かくテープイメージが用意されているので、いろいろ見つけてみてくださいね!
それでは付属のハイレゾ対応ヘッドホンをセット。
USB Type-C用のキャップも着いているので純正ならではですね。
最初音楽転送で設定を細かく見るのを忘れて転送したら、ハイレゾ音源がMP3に変換されて転送されていました。
Medio Goを使う際はよく考えたら注意が必要でした。設定を変えればオリジナルのハイレゾ音源でしっかり転送することができます。
あと、転送はドラッグ&ドロップでかんたん転送にも対応。←これですれば良かったかな?
それでは、前モデルA50+付属のハイレゾ対応ヘッドホンと、A100+付属のハイレゾ対応ヘッドホンと聴き比べしてみました。
音は好みもありますが、個人的には小さなヘッドホンにも関わらず、A100のほうが良く聴こえました。
A100本体の高音質技術がさらにアップしているというところもあるかもしれないですが、ヘッドホンも間違いなくハイレゾのいい音で楽しめるので良かったですよ!(*^▽^*)
とにかく、ヘッドホンサイズが小さくて軽いので、耳とのフィット感が増した感じでした。
ウォークマンが長年培ってきたフルデジタルアンプの技術を結集した「S-Master HX」や、AIが楽曲のタイプを解析し、CDや圧縮音源にハイレゾ級の臨場感をもたらす「DSEE HX」
ワイヤレスでもハイレゾ音質で楽しめる「LDAC」にも対応。
対応機器となら、SBCの約3倍の990kbpsの情報量でワイヤレスでハイレゾ相当で楽しめます。
続いて目には見えない高音質を実現する本体設計を見ていきましょう!
総削り出しのアルミキャビネット
アルミの押し出し材から削り出す手法で作った本体キャビネットを採用。
低音域がさらにクリアで力強くなる音質効果に加え、本体の強度もアップしています。
アンプ部の電源に、上位モデルに搭載している「フィルムコンデンサー」を採用
ZXシリーズで採用していたフィルムコンデンサーを、Aシリーズで初めて搭載。
音場が広くなり、伸びがある自然な音質を実現!
銅メッキを施した大型高音質抵抗を採用
ヘッドホン出力のフィルターに、WM1シリーズやZXシリーズに搭載している大型高音質抵抗を採用。
非磁性体の銅メッキを施すことで磁気ひずみを排除し、伸びやかで透明感のある艶やかな音質を実現します。
金入り高音質無鉛はんだをバッテリー接続部に採用
基板とバッテリー線材の接続部分に、微量の金が入った無鉛はんだを採用。透明感や艶のあるボーカルの実現を可能に。
44.1kHz系と48kHz系のデュアルクロック搭載
サンプリング周波数に合わせて2個のクロックを切り替えることで、いずれの信号にも完全に同期。
ベールが取れたような透明感のあるサウンドを実現します。
高分子コンデンサーを5基搭載。引き締まった量感のある低音を実現
フルデジタルアンプ「S-Master HX」の電源部に、「POSCAP」を5基搭載。
低音から高音まで安定して良質な電力を供給できるため、ノイズが少なく透明感のある音質に。さらに、5基搭載したことで、引き締まった量感ある低音を楽しめる。
基板レイアウトを最適化し、S/N感が向上
オーディオブロックとデジタルブロックを分離。ノイズの影響を受けないよう、音質のために最善の配置にしたことでS/N感が向上。
引き締まった低音を実現する「導電ビス」
メイン基板や金属部品を固定するビスに導電性を有するビス(カスタム品)を採用し、接点を強化。より引き締まった低音を実現します。
低抵抗ケーブルを採用し、重厚な低音を実現
電池部に抵抗が低いケーブルを採用。力強く、重厚な低音を実現しました。
厚膜銅箔プリント基板で、濁りのない音色に
電源基板に伝導率がよく、安定した電源供給が可能な、厚膜銅箔プリント基板を使用しています。ボーカルの定位の向上や、広々とした空間表現、濁りのない音色を実現します
プリント基板にフィルドビア(Filled VIA)構造を採用
プリント基板のVIA部分を銅メッキで穴埋めすることで電源の安定、配線インピーダンスの低減をはかり、より引き締まった低音と伸びやかな高音、透明感のあるボーカルを実現します
つづいてAndroidアプリを使ったストリーミングコンテンツを楽しんでみました!
Amazon Music、Spotify、プライムビデオなんかをインストールしてみました。
こちらはSpotifyのアプリを起動。
音楽自体ウォークマンに取り込まなくっても、自宅のWi-Fi、スマホからのテザリング、街のフリースポットWi-Fiでもストリーミングサービスの音楽が楽しめるのも便利ですね。
あと、パソコンを持っていない方でも、AppleMusicやmoraで購入した音楽を、アプリを使って直接ダウンロードができるのも魅力の一つですね。
さらに、別売りのアイ・オー・データ機器製CDレコーダー「CDレコ」を使えばパソコン無しで音楽CDをウォークマンに取り込むことができます。
USB接続モデルと、無線モデルがあり「CDレコアプリ」を使えば、取り込んだ楽曲のCDタイトルや、アーティスト名、曲名、ジャケット写真などの情報をインターネットから自動で取得できるので、安心して楽しめる。
ストリーミング動画YouTubeも良い音で楽しめます。
YouTubeはコンテンツが無限大にあるので楽しめますね!
Amazonのプライムビデオも楽しんでみたけど、問題なく再生できました!
試しにゲームアプリをインストールしてみました。
パズドラは十分楽しめましたよ(笑)
でもこういうゲームアプリはあまりおすすめしないですね。
ハードウェアの性能上、メモリ不足になって全体的に不安定になる要素のアプリは入れないほうが良いですね。
純粋に音楽や動画のストリーミングを楽しむくらいに止めておいたほうが良いかなって思いました。
いかがでしたか?
Andorid OSに戻ったので、最初のAndroidのセットアップをしないといけませんが、逆にネットワーク必要ない方からすると、少し面倒にも思えるかもしれませんが、ちょっとした便利なアプリも入れられるし、今までのウォークマン以上のことが楽しめると思えばお値段も手頃で、より便利なウォークマンとして楽しめるかな?って思います。
いろんなアプリを入れてウォークマン本体が調子が悪くなっても、気軽にリセットができるように、音楽データに関しては別売りの大容量microSDに入れるのがおすすめかと思います。
以上、ウォークマンA100シリーズの新商品レビューでした!(*^▽^*)
WALKMAN 『A100』商品レビュー!
(11/2発売)
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