今日はブログの質問回答コーナーです。
一つは「VAIO Pro 11」のキーボード湾曲問題。
もう一つは、4K出力時のリフレッシュレートです。

それでは行ってみましょう!




先日、「VAIO Pro 11」の開梱レビューで説明した
キーボード部が湾曲しているという話をしてこんな質問がありました。

(13.06.25) 遅くなったけど注目!「VAIO Pro 11 ブラック」 開梱・外観レビュー!

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はじめまして、わたしは外国のVAIOユーザーです。
実は外国のVAIOフォーラムでこちらにある
「本体キーボード部が少し湾曲した部分がある写真」を見て
これが本当に不良ではないなのかで話題になっています。
そこでフォーラムのユーザのひとりがこちらの国のソニーセンターに申し込みを入れた結果
「こちらにあるサンプルマシンで確認しましたがキーボードの部分が湾曲したところはありません。」
という回答を得たそうです。
(ちなみにこちらの国ではProは発売前(予約状態)なので実機をさわったユーザーはまだいません。)
ここにある説明がすこし曖昧な部分があってちょっとした誤解があるのではないがと私は思うんですが…
よろしければキーボード部が湾曲している理由について詳しく説明いていただけないしょうか?
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分かりました説明しましょう!

後で気づきましたが、定規を当てた位置も悪かったみたいです。
一番奥にしてなかったのも僕のミスもあります。
さらに僕の説明不足ってのもあるので、もうちょっと詳しく説明しなおしますね。



これが問題の湾曲写真なんですが、たしかに曲っているように見えますよね。
すみません、光の当たり加減と、色の階調表現とカメラの撮影画角による目の錯覚で、
特に過剰に曲がっているように見えちゃってますね。
広角で撮ってたためレンズの歪もあってこんな感じに。
実は正解はこの写真。↓



もっと液晶部と本体部の輪郭がはっきり分かるような撮り方をしてみました。

はい、パッと見、曲がっていませんよね。 撮り方だけで見た目がこんなに変ります。
でもまったく湾曲していないこともないのですが、ほとんど曲がってはいませんよ。



もうちょっとしっかり写真も撮ってみました。
このサイズならハッキリ言って分かりづらいのでポイントを拡大。



まずは端から真ん中にかけてほんのわずかに歪んできているかな。



一番真ん中くらいでこんな感じ。この誤差は0.3~0.4mm程です。
なので、気にするレベルではなさそうですね。
どんなパソコンでも実際わずかながら歪はあります。

どうしても究極に薄く軽くを求めているので、薄いプラスチックを使っている部分では
ほんの少しぐらいの歪はでます。これはどこののメーカーでも同じ。
特にVAIOはウルトラモバイルで注目されるだけに気にはなってしまうかもしれないですね。

それでは何が曲がっているように見せてしまったのが下の画像で解説。



ちょっと絵を描いてみました。
キーボードの書き込みが適当になってしまいましたが、そこは気にしないでください(汗)



本体の筐体の端の高さと、キーボードのキーの高さは、ほぼ同じような高さです。
実際はキーの方が少しだけ高い。

この場合、
実際どんなことが起こるかと言うと、キーボードのキーが浮いたようにならないですよね。

※ただし、サイドのクッション(絵はありませんが)のおかげで
キーは液晶に当たらないようになっているので安心してください。
 




そこで湾曲している部分を色でグラデーションをかけて表現してみました。
この部分がお皿のように曲がっているという部分です。

僕が言ってたのは、この部分が湾曲していたということでした。
ほんと説明不足ですみませんでした。



こうやってキーボード周りの筐体内側を湾曲させ掘り下げて、
キーボードのキーが浮いているように工夫がされています。
ただでさえ薄い筐体ですが湾曲させて、
さらに一体成型のようになめらかに湾曲させたデザインとなっています。

この複雑なデザインを僕が適当に湾曲していると表現したのが、
かなり歪んでいるみたいにとらえさせたのかもしれません。その辺はすみませんでした。

ほんと、ちょっとしたことですが、本当にとことんまで3次元の設計でこだわっているということも
分かっていただけたと思います。もう造形の域ですね。
ここまで凝った設計をしているメーカーって他にあるんでしょうか?
僕はパソコン修理なんかでたくさんの、いろんなメーカーのパソコンを見てきましたが
驚くようなデザインのパソコンをソニー以外ではあまり見たことはないですね。
ただの世間知らずかもしれませんが、やっぱソニーが一番こういうところは凄いと思います。

こんな説明で分かっていただけるかどうかわかりませんが、
最終的にはやっぱり、実際に見ていただくのがベストだと思いますね。

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次の質問です。

これも先日のブログでの質問内容。
(13.06.24) VAIO Pro 13/11で4K出力。解像度がハンパない!

VAIO Proで「4K出力した時のリフレッシュレートはどのくらいでしょうか。
4Kでも60Hzがでるのでしょうか?」



しらべてみました。

普段フルHD解像度の時はリフレッシュレートが60Hzなんですが、
たしかに4K出力時は29Hzになってました。

なるほど、いい勉強になりました。
普段こういうところを考えもしてませんでした。



30Hzも選べそうですが、デフォルト値である29Hzで使うのがベストかと思います。



「VAIO TV with nasne」でフルHDの映像を再生したけど、
リフレッシュレート29Hzで特に何の違和感もなく見れますよ。
上の写真では、4Kの4分の1のフルHDサイズにしてもこのデスクトップスペースの広さ!
やっぱ凄いなぁ~。



話は変わって、「VAIO Duo 13」も4K出力に対応してました。

これで今のところ2013年夏モデルで4K出力できるVAIOは
VAIO Pro 11」「VAIO Pro 13」「VAIO Duo 13」の3機種になりました。

今後出てくるこれからのVAIOも期待したいですね。



あと、「VAIO Duo 13」のHDMI端子は背面なので接続しやすいのがいいですね。

以上、質問の回答コーナーでした。



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