今日は「α77II」のカメラ設定を見ていきたいと思います。

タイトルにもあるように「謎はすべて解けた!」 ってのは、
僕が発売前に触らせてもらった時に、「α77II」にはDMF機能が追加されたんですが、
それが設定してもうまくいかないなぁってず~っと悩んでたんですが、
商品が届き、説明書を見て納得いきました。

思いっきり勘違いしてたのでこの辺をご説明したいと思います。


この勘違い、僕だけならほんとお恥ずかしい話なんですが、
そもそも「DMF」って何?って話をすると、
「DMF」(ダイレクトマニュアルフォーカス)
オートフォーカスでピントを合わせたあと、手動でピント合わせを微調整できる。
って機能なんです。

ふむふむそうだよねぇ~。 ってこれは分かる。





そして、僕自身去年の年末からEマウント機「α7」を使いだしてから
フォーカスモードは「DMF」メインで使っているので、DMFは誰よりも知ってるつもりでした。

Eマウント「α7」で学んだことは、
Eマウントレンズを使って、フォーカスモードを「DMF」にした設定なら、
オートフォーカスを合わせた後に、フォーカスリングを回すと「ピント拡大」されて、
シビアなピントの微調整ができる。

この「ピント拡大されて」っていう認識が当たり前となり、
「α77II」でもフォーカスモードをDMFに設定できるようになった!って聞いたときは
これからわざわざピント拡大ボタンを押さなくっても、
シャッターボタン半押し+フォーカスリングで「ピント拡大」してくれるもんだと思ってました。

そう、そもそもそれが間違った認識でした!
「オートフォーカスでピントを合わせたあと、手動でピント合わせを微調整できる」
だけが本来のDMFなんですね。

自動でピント拡大するのはEマウント特有のものだったんですね。
そりゃ~勘違いもするわなぁ~。 だってEマウント機ならDMFでピント拡大してくれるもん!
ってことで「DMF」が分かったところで、「α77II」の「DMF」設定に移ります。





これは「α77II」のフォーカスモードダイヤル。
「S」・・・「AF-S」 シングルAF(シャッター半押しでピントが合うと、ピントが固定される)
「A」・・・「AF-A」 AF制御自動切り替え(「S」「C」を自動判別するモード)
「C」・・・「AF-C」 コンティニュアンスAF
「MF」・・・「AF-M」 マニュアル 

あれっ? どこにもDMF設定ってないじゃん。





「MENU」を出して、カメラ設定の「AF-Aの機能」で、
「AF-A」→「DMF」に変える設定がありました。

あとは先程のフォーカスモードダイヤルを「AF-A」にすれば、「DMF」になるんですね。
これもすぐに気付いたので問題なし。

銀座のソニーストアで触った時は、この後オートフォーカスを合わせた後、
フォーカスリングを回してもピント拡大しないんでいろんな人に声をかけ
「なんでだろう?」って聞くも答えは返ってこず。

で、そのもやもやした状態で今日に至るって話だったんですが、
「DMF」がピント拡大連動しないと分かったら、それは仕方ない仕様だと割り切るのですが、

ここでもう一つの勘違いの要因が浮上。

僕はいままで「α77」を使っていたので、
「AF-S」、「AF-A」のどちらのフォーカスモードでも、オートフォーカスでピントを合わせた後、
フォーカスリングを回すと微調整ができてたので、
「ピント拡大ボタン」を手動で押して拡大し、シビアに調整して撮影してたんですね。

???
だったら「DMF」ってわざわざ何のためにあるの?ってことになりますよね。
ピント拡大を連動してくれるんだったらありがたい機能なんですが、
連動しないならわざわざ「DMF」にするメリットっていったいなんなの?

たぶん説明書読まなかったら一生気づかなかったかもしれないです。
そして全ての謎が解けた説明書の内容はこう。





ご注意
SAMレンズには、ダイレクトマニュアルフォーカスに対応しているレンズと、
対応していないレンズがあります。
お使いのSAMレンズがこの機能に対応しているかどうかについては、
レンズの取り扱い説明書をご確認ください。

レンズ側でのダイレクトマニュアルフォーカスについて
ダイレクトマニュアルフォーカス機能を搭載しているレンズを使用し、
フォーカスモードダイヤルが「AF-S」または「AF-A」の時は、
フォーカスロック後にフォーカスリングでピントの微調整を行えます。

これだ!
ようはレンズ側に、AF/MFの切り替えが付いてるレンズを使ってるときは、
「AF-A」「AF-S」の時でも「DMF」と同じことができるってことでした!





そりゃ~気が付かないですよ!
僕が使ってる 普段よく使うレンズは、
レンズ側に「AF/MF」の切り替えレバーが付いてるレンズばかり。
って言うか、これが付いていないようなレンズは使う気になれないと言ってもいい。
なので「α77」で、「DMF」モードにしなくっても、
オートフォーカス後にピントの微調整が普通におこなえてたので、
気づけるはずはありませんでした。

なので、ピント拡大連動してくれなければ
「DMF」って何のためにあるのか?って思っちゃってましたよ。




レンズ側に「AF/MF」の切り替えレバーの無いレンズは、
「AF-A」「AF-S」の時にフォーカスリングを回せなかったんですね。
普段全然使わないレンズ達なので気づきもしなかったです。

ほんとごくまれに使う「50mmF1.4」のレンズは、暗い所でしか使わないので
MFでピント拡大で撮ってたので気づかなかった。というか、
ピント拡大でシビアに撮ってたのでMFでないと調整できないので
無意識にMFにしてたのかな。もうよくわかりません(笑)

ってことで、こういうレンズが存在しているので、「DMF」って言う機能は必要だったんですね。

僕の中ではほんと謎だったので、これでスッキリしました。
そして、僕の持ってるレンズでは全く意味がないことにも気づきました(笑)

あ~せっかく楽しみにしてた機能だと思ってたのに~。

このままでは終われません!

そして、「メニュー」から各設定をいろいろみてたら、
α77II」は設定次第ではかなり化けるカメラでした。
良い意味でね。

次はその辺を説明したいと思います。


カスタムキー設定で格段に使いやすくなるカメラ!




α77」の時代は、この赤丸のボタンの機能割り当てが、
・スマートテレコンバーター
・ピント拡大
の2つしか設定できなくって、
さらに、ピント拡大を他のボタン(「AEL」「ISO」「AF/MF」)に
割り当てることが出来たんですが、どれも右手を使う操作で操作しづらいんですね。




久しぶりに操作するとちょっと難しいんだよね。
右手人差し指で半押しをキープしながら、
右手親指でカチカチ拡大を切り替える。
親指を意識すると半押しを離してしまいそうになるんですよね。

それが今までできなかった使いやすいボタンに割り当てることができるようになりました!




それがここ。「プレビュー」ボタンです!




α77II」ならプレビューボタンも自由にいろんな機能を割り当てることができます。
僕は一発で決まりました! ここは「ピント拡大」しかないですね!




遊びがちな左手に仕事を与えてやれば、すごく操作しやすいですよ!
左手薬指でボタンを押せるようにすれば、
フォーカスリングやズームリングも問題なく操作が可能です。

これなら右手人差し指で半押しをキープしたまま、
左手薬指でピント拡大をカチカチしても半押しを離してしまう心配は無くなりますね。





α77II」なら、時間を無制限にしておけば、
ボタンを押すたびに5.9倍、11.7倍、等倍にローテーションしてくれます。
これはある意味EマウントのDMFより操作性が良くなったかも!
ん~「α77II」、これごときで欲しくなってきました。
シビアに撮るための操作性がかなり増すので僕はこれだけで買いだと思います。

ほぼすべてのボタンに、ほぼすべての機能を割り当てることができるので
カスタムキー設定で自分の使いやすい仕様にカスタマイズが可能ですね。





カスタムキー設定は「MENU」のここから行う。




「カスタムキー設定」を開けば、2ページに分かれて設定ができます。

▼1ページ目
・Cボタン
・中央ボタン
・AELボタン
・AF/MFボタン
ボタン
・ISOボタン




▼2ページ目
・露出補正ボタン
・ホワイトバランスボタン
・ドライブモードボタン
・プレビューボタン
・フォーカスホールドボタン

計11個のボタンにそれぞれ便利な機能を52種類の中から1つ割り当てられる。
一個一個確認するのも面倒だと思うので一覧に書きだしてみました。

・ドライブモード
・フラッシュモード
・調光補正
・フォーカスエリア
・露出補正
・ISO感度
・測光モード
・ホワイトバランス
・DRO/オートHDR
・クリエイティブスタイル
・ピクチャーエフェクト
・顔検出/スマイルシャッター
・美肌効果
・オートフレーミング
・手ブレ補正(写真)
・手ブレ補正(動画)
・録音レベル
・画像サイズ(写真)
・縦横比(写真)
・画質(写真)
・カメラ内ガイド
・登録
・押す間AEL
・再押しAEL
・押す間スポットAEL
・再押しスポットAEL
・押す間FELロック
・再押しFELロック
・押す間FELロック/AEL
・再押しFELロック/AEL
・押す間AF/MFコントロール
・再押しAF/MFコントロール
・中央ボタン押しロックオンAF
・瞳AF
・AFロック
・AFオン
・AFレンジコントロール
・フォーカスホールド
・絞りプレビュー
・撮影結果プレビュー
・スマートテレコンバーター
・ズーム
・ピント拡大
・モニターミュート
・ゼブラ
・グリッドライン
・音声レベル表示
・ピーキングレベル
・ピーキング色
・スマートフォン転送
・スマートフォン操作
・モニターの明るさ
・未設定

凄いです!ほとんど設定することのない機能が多いと思うのですが、
人によって使い方は様々。
できないよりは、できるようにしてくれてるのがありがたいですね。




あと、絞り優先「A」モードで撮影される方にはこの設定がお勧めです。
・ダイヤル設定を「絞り・シャッター」にして、
・ダイヤル露出を「後ダイヤル」にすれば超便利ですよ。




あと、最近のソニーのカメラに採用されている便利な Fn(ファンクション)キー。
計12個までよく使う機能を割り当ててカスタマイズすることができます。

ダイレクトにボタンに割り当てる「カスタムキー」に加えて
足らず分をFn(ファンクション)で補えばもう面倒な「MENU」からはおさらばですね。


AF追従や進化したフォーカスエリアなど
細かな設定関連はまだまだあるけどこの辺は後ほど。

さて、「α77II」で撮影に出かけてみたいですね。
次は作例でも載せたいと思います。お楽しみに。


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▼デジタル一眼カメラ「α77II」ボディ
ILCA-77M2:135,000円+税 → 詳細・ご購入はこちら

▼デジタル一眼カメラ「α77II」ズームレンズキット(DT16-50mm F2.8 SSM)
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(14.05.28) ソニーストア銀座で「α77II」で楽しんできたよ!「SAL500F40G」装着!
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(14.05.18) フォトグラファーの要求に答えるカメラ「α77 II」スペックレビュー! 



(追記)
ひっそりコーナー
「takuのパズドラ日記」(2014.06.11) Vol.15
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現在:ランク 365、スタミナ最大199、D組(ID:198,179,229)

 

この日は水曜ダンジョンで、ハクのスキルレベルを上げるための下準備として、
パープルチェイサーを進化させるための素材集めでした。

「紫色の鬼神面」をなんとか5体ゲット。スタミナはこれにしか使わず温存です。









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