α＜アルファ＞で撮る！花火撮影で福田式にチャレンジしてきました！

昨日、兵庫県西脇市にある
「日本のへそ(東経135度、北緯35度地点)」で開催された
第12回へその西脇・織物まつりで行われた花火大会を撮影してきました！
20:00から約30分間で2,000発の花火で
これが僕が行ける今年最後の花火撮影となります。

一つ心残りだったのが以前からしっかりと残してみたい
福田式で撮るアートな花火。

去年少しチャレンジしたんだけどうまく撮れなかったんですが、
今年はどこかの花火大会でしっかり練習しようと思っていたのですが、
なかなかチャンスがなく、
今回割り切って福田式で撮るために花火大会に参加しました。

去年、月刊旅する大人のソニーで紹介された
＞「ヒトの目では見られない美しさを残す。”福田式”で撮る花火」

これに魅了されていつかこんな風に撮ってみたいと思っていました。
ここでは花火写真家の金武 武さんが撮り方をアドバイスしてくれています。
それを参考に事前知識だけを入れて撮影に挑みました。



▼準備－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
・三脚…三脚でブレを少なくする
・リモコン…バルブ撮影するのに必要
・レンズ…無限遠がしっかりと合わせられるレンズがあると楽
・設定…Mモード（ISO100、F4.5、シャッター速度はバルブで好みの長さ）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

準備として、三脚とリモコンは必須。
でも結局レンズのフォーカスリングは手で回すので最悪リモコンがなくっても
シャッターを直接押しても問題はないかも(*^▽^*)




チョイスしたレンズは90mmマクロ。
理由は、このレンズが唯一フォーカスリングを
MFに切り替えることで端（当たり）を用意してくれているところ。


 

通常フォーカスリングはいくら回しても当たりはなく、永遠と回り続けます。
このレンズはフォーカスリングをMFに切り替えれば当たりが生まれます。




福田式の花火は最初花火をボカシて
最後にピントを合わせるといった手法なので、
フォーカスリングの端（当たり）が無限遠なら何の問題もないんですが、
このレンズは赤ラインのあたりが無限遠なんですが、
白ラインの位置を見ていただくと、ここが端なのでかなり遊びがあるんです！

ってことでガイドを厚みのあるシールか何かでこれ以上行かないように
ばっちりピントの合う場所に無限遠ガイドを作っておけばフォーカスの心配はなくなります。

 

こんな感じで作ってみました！
右の写真の赤く塗っているところがシールになっています。




リングを回してガイドで止まった時に
無限遠でバリピンになるようにしっかりと調整しておこう！




ちなみにフィルム時代のオールドレンズ何かは
フォーカスリングの端（当たり）が無限遠になるようなので
こういうのを利用するのもいいのかもしれないが、
現在のレンズで挑戦してみました。

それでは撮影できた作例をどうぞ。



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大

正直花火がどこに上がるのか分からないから、
うまくフレームインしてくれればいいんだが、はみ出ることも多々。




あとはSNSにアップしたいサイズにトリミングしたりして、
うまく撮れたように演出すればいいかな（笑）



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大
トリミング

これは線は細いけど良い感じで撮れました(*^▽^*)



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大
トリミング



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大

これは重なりすぎてかなり白飛び気味でした。
RAW現像である程度抑えたけど、
ほんとオールド花火が単発で上がってくれることを期待するんですが、
最近は変わった花火が多いのでチャンスが少ないですね。



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大

↓さらにトリミング


↑クリックで拡大

これも良い感じでしたが、
最初のボカシが小さすぎたので細くなっちゃいました。



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大

それでは次にいろいろな花火を福田式でチャレンジしてみました。
元の花火がどんなのかだいたい想像はつくでしょ！(*^▽^*)
以下、僕が撮った福田式のフォトギャラリーをどうぞ！

α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大

こういうのも綺麗に撮れて良かったです！



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大
トリミング



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大
トリミング



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、1/10秒　↑クリックで拡大
トリミング



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大
トリミング



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大
トリミング



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、1秒　↑クリックで拡大
トリミング



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、1秒　↑クリックで拡大
トリミング



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大
トリミング



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大
トリミング



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、2秒　↑クリックで拡大
トリミング

この写真も良い感じだったんですが、
よく見ると輪っかの集合体で三次元ポリゴンのようになっていました（笑）



α7RII+SEL90M28G：90mm、ISO100、F4.5、3秒　↑クリックで拡大

フィナーレ直前のこの花火も福田式だとこんな風になりました（笑）

いかがでしたか？
ほんとたまたまでしたが、ほとんどの写真が約2秒の長時間露光でした。
この花火大会を終始福田式で撮影したので
なんとなく分かってきた気がしました。
来年はもっと良いフォーカスガイドを作ってよりクオリティを上げたいと思います！
あと、帰りに気づいたんですが、
レンズの手振れ補正がOFFになっていたので失敗でした。
撮影前にしっかりと確認しないといけないなって思いました！

来年はまたこのブログを見返して、
これを基準にチャレンジしたいと思います！

最後にこの撮影に使用したカメラとレンズのご紹介です！



ワイヤレスのリモコンもあるのでチェックしてみてくださいね！




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タグ：α＜アルファ＞デジタル一眼カメラ SEL90M28G 花火撮影 福田式 花火大会 アート花火 α7RII レビュー 作例 兵庫県西脇市

コメント 2

こんばんは。
これはすごい。
花火というより、花。
もしくは生物のようですね！

by あき坊 (2017-08-27 21:39) 

あき坊さん、おはようございます！
ありがとうございます！
今年は福田式で少しコツをつかみました。
来年はもうちょっとクオリティの高い福田式を目指したいと思います。
by taku (2017-08-28 09:33)