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同種レンズといろいろ比較!大口径GマスターFEレンズ「SEL2470GM」徹底スペックレビュー! [SEL2470GM]


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みんなが言ってました。
「Eマウントは大口径で明るいレンズがないんだよねぇ~」
お待たせしました!ついに出ましたよ!
良いレンズ出てきたけど、
予想通りデカい・重いでなかなか買うのに勇気がいるかもしれませんが、
その辺も含めてきっちり比較レビューしていきたいと思います。
間違いなく良いレンズなので物欲がそそるように説明しますね(笑)

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▼単焦点レンズ FE 85mm F1.4 GM
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過去最高の大口径単焦点レンズ「SEL85F14GM」レビュー!実写作例多数【CP+2016】
海外で「α6300」や魅力あるレンズ「SEL2470GM」「SEL70200GM」「SEL85F14GM」が発表!

それでは行ってみましょう!


まずは「SEL2470GM」ですね。

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FE 24-70mm F2.8 GM 「SEL2470GM」

シャープネスを追求し、高解像度時代に求められる描写力を備えた、
ズーム全域F2.8の大口径標準ズームレンズ


・ソニーNano ARコーティング
・AF/MF切替スイッチ、フォーカスホールドボタン
・ダイレクトドライブSSM(超音波モーター)
・焦点距離(mm):24-70mm(APS-C時:36-105mm)
・F値:F2.8通し(9枚羽根)
・最小絞り:F22
・レンズ構成:13群18枚
・画角:84°-34°(APS-C時:61°-23°)
・最短撮影距離:38cm
・最大撮影倍率:0.24倍
・フィルター径:82mm
・寸法:最大径φ87.6mm、全長136mm
・質量:約886g

高解像度時代のカメラボディ性能を極限まで引き出すため、
ソニーの最先端技術を惜しみなく投入し、ズーム全域でF2.8通しの明るさを実現する大口径標準ズームレンズ。


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焦点距離「24-70mm」のレンズが3種類、Aマウント・Eマウントで比較してみました。

Eマウントレンズでは「SEL2470Z」と「SEL2470GM」。
そもそもF4通しレンズとF2.8通しレンズで比べるのはおかしいかもしれないが、
今現在同じ焦点距離のFEレンズはこれしかないのでサイズ・重さを比較。
Aマウントレンズ「SAL2470Z2」も共にF2.8通しレンズでのサイズ・重さを比較。
ただし、Aマウントレンズに関してはマウントアダプターが必要となるので、
その分重たく大きくもなります。
以下にボディに装着した時の大きさ・重さもご参考にしていただけたらなと思います。


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装着イメージとしてボディは「α7II」に。
Aマウントレンズ用のマウントアダプターは「LA-EA4」に。
すでに24-70mmF2.8の大口径Aマウントレンズ
SAL2470Z2」+「LA-EA4」で楽しんでられる方もいるかと思いますが、
SEL2470GM」なら248gの軽量化が図れます。
装着するとほぼ同じ長さとなりました。

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続いて24-70mmF4通しの「SEL2470Z」と比較すると、
レンズだけの重さを見ても2倍の重量となるので覚悟が必要です。
ボディも含めたトータル重量なら1.5倍という重さなので
普段使いの標準ズーム域レンズとしては小型軽量を選ぶか、
画質重視でいくかが選びどころかなと思います。
あと、「SEL2470Z」はレンズ内光学手ブレ補正OSSが搭載されているが、
SEL2470GM」はレンズに手ブレ補正が付いていないので
α<アルファ>のボディ内5軸手ブレ補正が付いた
「マークII」シリーズと組み合わせて使っていただけたらなと思います。


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真横の装着イメージです。
レンズフードを付けていない状態での床に置いた時をイメージして作ってみました。
やっぱ「SEL2470GM」は径が大きいので傾きが若干上方向に。
SEL2470Z」は径が小さいので少し下向きになってしまします。
やっぱレンズにフォーカスホールドボタンやAF/MF切替スイッチが付いてると便利です。



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フォーカスホールドボタン、AF/AFが切り替えられるフォーカスモードスイッチは
撮影時の機動性を左右してくるので、ついてるとほんと便利ですよ。


それでは次にこのレンズのこだわりの性能を見ていきたいと思います。

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新開発の超高度非球面レンズ
「XAレンズ」1枚を含む計3枚の非球面レンズが諸収差を補正。
ズーム全域で中心から周辺まで高い解像性能を実現し、
被写体を細部に至るまで精密に描写します。
ソニーのレンズはこの非球面レンズを作る技術が優れていると聞いています。
あと、新たに形状設計された9枚絞り羽根の円形絞りによる、なめらかで美しいぼけ味を生み出します。


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また、ED(特殊低分散)ガラス1枚とスーパーEDガラス1枚が色収差を良好に補正し、色づきの少ないキレイなぼけ味を実現。
そうそう、上の画像のように実際のぼけ画像のような球ボケの内部がモヤった感じで
撮れることがあったけど「SEL2470GM」では内部も綺麗な球ボケになるようで超期待ですね!


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レンズ構成図で、13群18枚の構成で歪を極力抑えたレンズ設計となっています。
毎度思うことですが、ほんとよくこんなの計算されて作れるもんですよね。


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コーティングにはソニー独自技術のナノARコーティングを採用し、
高コントラストでヌケの良い描写性能を発揮します。


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逆光時に発生しやすいフレアやゴーストの発生を軽減。
コントラストが高く黒が締まったヌケの良いクリアな描写を安定して得られるため、
多様な撮影状況にあっても本格的な作品作りを楽しめます。

ED(特殊低分散)ガラス、
スーパーEDガラスが色収差を適切に補正し、被写体を鮮鋭に描写

ED(特殊低分散)ガラス1枚とスーパーEDガラス1枚が色収差を良好に補正し、被写体を鮮鋭に描きます。
また、被写体の輪郭の色づきや、ぼけ像の着色を効果的に低減することにより、自然で美しいぼけ味を実現しています。


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フォーカス停止位置精度に優れた「ダイレクトドライブSSM(DDSSM)」の採用と
制御の最適化により、静止画・動画を問わず精緻なピント合わせを実現。
大口径のレンズを精度よく動かすことができる。
あと動画撮影時の駆動音を拾いにくいという利点も兼ね備えている。


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マニュアルフォーカスの操作性向上、AF/MFスイッチやフォーカスホールドボタン、
ズームロックスイッチの搭載、防塵防滴に配慮した設計など使いやすさにもこだわっています。
従来のシーリング対応に加えて、レンズマウントゴムリングを採用。
カメラ本体との連結部の防塵対応を強化し、タフな撮影環境下での使用にも十分耐えられる信頼性を確保しています。



【MTF曲線】

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MTF曲線です。
また今まで通り空間周波数(10本、20本、40本)で表現してくれたら
比較しやすかったのですが、(今回は10本、30本)でのMTF曲線となっています。
以下に「SAL2470Z2」や「SEL2470Z」のMTF曲線も参考に載せていますが、
MTF曲線のざっくりした見方は、この線が上部にあるほど良いレンズ特性を表しています。
特に横軸の中心からの距離が離れたところの縦軸のコントラストが高いと、ぬけが良いレンズとされます。
共通比較できる空間周波数10本のオレンジの栓を見る限りでは、
24-70mmの焦点距離レンズとしては過去最高に仕上がっているレンズに見受けられます。
って言うかなんなんだ!この安定したMTF曲線は!っていうくらい
ソニーのGマスターレンズのこだわりがわかるグラフとなっています。

以下ご参考までに。
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【作例】
使用頻度の高い24mmから70mmまでをカバーしているため、スナップ、
ポートレート、風景撮影など幅広いジャンルで活躍します。

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α7RII+SEL2470GM:0.6秒、F11、ISO100

ソニーさんの製品情報で作例が6枚ほど用意されているんですが、
全体的にくっきり撮影したいときは絞りをF11まで絞って撮られた作例が多かったですね。


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α7RII+SEL2470GM:0.4秒、F11、ISO100

スローシャッターで空気感を描写するためにF11まで絞っているのかよくわからないが、
手前の大きな被写体から背景まで細かく描写されているのがよくわかる作例です。


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α7RII+SEL2470GM:1/200秒、F4、ISO800

できればF2.8時の作例が見たかったが、被写体に近づいた時の
F4まで絞った時のボケ味が確認できます。
作例にひとこと言わせてもらったら、ぜひ焦点距離も載せていただきたいものだ。
まぁこの馬の写真は、ほぼ70mmの望遠で撮影しているのは分かりますけどね...
ソニー公式サイトではもうちょっと大きなサイズで作例が確認できるのでチェックしてみてください。
上の写真をクリックすると公式ページに飛んでご確認いただけます。


参考までに僕が「SEL2470Z」F4通しレンズで撮影した作例も載せておきます。
Flickrにアップしてるんでオリジナルサイズでご確認いただけます。

_DSC6265
手持ち撮影、↑オリジナルサイズで見る(7952×5304)
α7RII+SEL2470Z:24mm、ISO100、F10、1/250、-0.3EV

手持ちで建物を広角撮影した作例です。
中心はもちろん、レンズの隅々までご確認いただけたらなと思います。


_DSC6270
手持ち撮影、↑オリジナルサイズで見る(7952×5304)
α7RII+SEL2470Z:24mm、ISO100、F10、1/80、0EV


DSC05472
手持ち撮影、↑オリジナルサイズで見る(6000×4000)
α7II+SEL2470Z:34mm、ISO1600、F7.1、1/80、0EV

これは先日作例用に撮った写真ではなく、
電車の中吊りで行ってみたい広告が上がってたのでパチリ。
もちろん電車も走ってゆらゆらしてる状態での撮影。
α7IIのボディ内手ブレ補正の精度にはほんと感心します。
僕は普段「α7」を使っているのでこの差は痛いほど分かります。
SEL2470Z」はレンズ内手ブレ補正なので、ボディに手ブレ補正が付いていなくっても
2軸の角度ブレには対応するのである程度は効くんですが、
不安定児時のシャッターブレにはなかなか対応できません。
しかも5軸手ブレ補正搭載「α7II」で使用すると、
角度ブレの2軸はレンズ内手ブレ補正が優先されるのでしっかりとブレを抑えることができる。

ただし、新レンズ「SEL2470GM」はレンズ内手ブレ補正には対応していないので、
できればボディ内5軸手ブレ補正に対応した「マークIIシリーズ」
α7II」「α7RII」「α7SII」と合わせてお使いいただくことをおすすめします。
いくらレンズの描写力が高くったってブレずに撮れなきゃ意味ないですからね(笑)

もっといい作例があればよかったんですが、また時間があればいろいろ紹介したいと思います。


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いかがでしたか?ほんと良いレンズが登場しましたね。
明るい大口径のレンズなのでこれくらい大きくなるってことは予想はできてたけど
実際に出てきたらやっぱ大きいなってのが僕も含め皆さんの印象かなって思います。
それでもレンズデザイン的にここまでスリムにデザインされてるとは思いませんでした。
そのスリム要因がレンズ内光学手ブレ補正の非採用です。
賛否両論分かれると思いますが、レンズが別に大きくってもいいって方は
レンズ内手ブレ補正を採用してほしかったと思うし、デカすぎると”重い・かさばる”と
α7シリーズの軽量化が意味をなさないとすぐ思われちゃうのでいろいろ比較しましたが、
やはりAマウント時代に比べると、多少レンズがかさばったところで
明らかにEマウントで揃えるほうが軽しかさばらないので絶対にお勧めですよ!

お金に余裕のあるかたはぜひこのレンズを買っていい作品をたくさん残してくださいね!
このブログが購入のきっかけになれれば幸いです。

次回は明るい大口径単焦点レンズ「SEL85F14GM」を徹底レビューしたいと思います。




imageimage(4月発売予定)image
▼ズームレンズ(F2.8通し) FE 24-70mm F2.8 GM
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ちょっとしたお願いごとです。
もし、ソニーストア直営店(銀座・名古屋・大阪)で商品ご購入の際には
当店のショップコードをお伝えいただければ幸いです。

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当店はソニーストアと業務提携をしている「e-ソニーショップ」です。
ホームページ・ブログを通してソニー製品の魅力をお伝えしつつ、
ご購入のアシストをさせていただいています。
ソニーストア直営店「銀座・名古屋・大阪」リアル店舗でご購入の際には
当店のショップコードをお伝えいただくと当店の成績となります。
もし、ブログの内容など参考になり気に入っていただけるのであれば
ぜひともご協力いただければ幸いです。
厚かましいですが、よろしくお願いいたします。

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ワンズのホームページへ 

▼店舗情報 -----------------------------
ソニーショップ ワンズ (ショップコード:2029001)
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL:0794-63-7888、URL:http://www.ones.co.jp

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